ぷらら光からNURO光への乗り換え全手順！無料の方法と注意点を解説

ぷらら光からNURO光へ乗り換えるには、NURO光へ先に申込んでから、開通後にぷらら光を解約します。

先に解約してしまうと、NURO光が使えるようになるまでの間、インターネットが使えなくなってしまうためです。

ぷらら光とNURO光では異なった回線設備を利用するため、改めて回線の引き込み工事を行う必要があります。

NURO光は、宅内と屋外を分けて行うため、工事が2回必要です。

申込みから開通までのおおよその期間は、一戸建てなら1〜2ヶ月、マンションなら2〜3ヶ月ほどになります。

ただし、NURO光の設備がすでに導入されているマンションなら、1〜2週間ほどで開通できるので、安心してください。

また、電話番号については、NTTで発行した番号であれば、同じものを引き継いで利用可能です。

ぷらら光からNURO光への具体的な乗り換え手続きは、下記のステップで行います。

本記事では、ぷらら光からNURO光への乗り換え手順を、初心者にもわかるように詳しく丁寧に解説します。

また、ぷらら光からNURO光へ乗り換えるメリットやデメリット、お得なキャンペーンなども解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ぷらら光からNURO光へ乗り換える手順を全て解説

ぷらら光からNURO光へ乗り換える手順は、下記のとおりです。

工事や手続きなどがありますが、1つずつ進めていけば、難しい手順はありません。

当サイトが紹介するお得な特設サイトからNURO光を申込む

申込み確認と工事日に関する連絡がくる

申込みが完了したら、3〜4日後に電話かSMSで、申込み内容の確認と宅内工事日の調整に関する連絡がきます。

工事は宅内と宅外の2回あり、どちらも立会いが必要です。

契約者本人でなくてもよいので、都合が合わなければ、家族や知り合いに代わりに立ち会ってもらいましょう。

また、賃貸住宅に住んでいる人は、建物の管理会社に工事をしてよいか確認する必要があります。

管理会社の承諾を得ていないと、工事することができません。

マンションタイプが導入されている物件であれば、管理会社の許可は不要です。

NUROから契約書類が届く

申込みから1週間ほどたつと、内容確認の書類が届きます。

内容に相違がないか、確認しておきましょう。

宅内工事に立ち会う

宅内工事日になったら、工事業者が来るので、1〜2時間ほどの工事に立ち合います。

主な工事内容は、下記のとおりです。

一戸建ての宅内工事は、光ケーブルの接続口となる光キャビネットを建物の外壁に設置し、光キャビネットから宅内まで光ケーブルを引き込む作業となります。

マンションの場合は、建物の共用部にあるMDF盤（配線設備）から配管を利用して、部屋まで光ケーブルを引き込むため、一戸建てより作業時間が短くなる可能性が高いです。

宅内にWi-Fiルーター（ONU）を設置したところまでで、1回目の工事は終了となります。

宅内工事が完了したら、続いて屋外工事日の調整です。

屋外工事の日程調整は、長くて30日程度かかります。

屋外工事に立ち会う

屋外工事日になったら、業者の工事に1〜2時間ほど立ち合います。

主な工事内容は、下記のとおりです。

最寄りの電柱から、光ケーブルを引き込みます。

一戸建ての場合、宅内工事で外壁に設置した光キャビネットに、マンションの場合は、MDF盤に接続して、工事は完了です。

即日でインターネットが利用できるようになる

屋外工事が完了したら、すぐにインターネットが使えるようになります。

スマホやパソコンとの接続に必要なパスワードは、Wi-Fiルーター（ONU）に記載されているので確認してください。

ぷらら光を解約する

NURO光が開通したら、下記の窓口に電話して、ぷらら光を解約しましょう。

NURO光の工事後に乗り換え元のぷらら光を解約するのは、インターネットが利用できない期間を発生させないためです。

※参照元：plala

ガイダンスが始まったら、1→5と続けて押すことで、解約手続きの窓口に繋がります。

窓口に繋がったら、解約したい旨を伝えてください。

解約後は、ONUやWi-Fiルーターなどを返却します。

なお、Wi-Fiルーターはレンタルしている場合のみ、返却が必要です。

返却が必要な場合はWi-Fiルーターは、下記の住所に送付してください。

※参照元：plala

返却し忘れると、5,000円の損害金が発生するので忘れないようにしましょう。

ぷらら光からNURO光に乗り換えるデメリットと注意点

ぷらら光からNURO光に乗り換えるデメリットと注意点は、下記の5つです。

• NURO光は提供エリアが限定されている
• マンションプランに対応している物件が少ない
• 申込みから開通まで最大2ヶ月以上かかる場合がある
• 高速通信オプションが使えなくなる
• プロバイダが変わるため利用していたサービスの変更が必要な場合がある

NURO光は提供エリアが限定されている

NURO光の提供エリアは、まだ全国に広がっていません。

現時点のNURO光の提供エリアは、下記のとおりです。

NURO光を引く予定の場所が提供エリアに入っているかどうかは、公式サイトで検索できます。

申込み前に、提供エリア内に入ってるかどうかを確認しておきましょう。

マンションやアパートは導入不可となる場合がある

以前のNURO光のマンションプラン（forマンション）は、既に設備がある物件しか契約できず、提供エリア内であっても利用できないケースがほとんどでした。

2024年10月10日から始まった新マンションプランでは、工事内容が変更となり、提供エリアのほとんどの場所で導入可能だとチャットサポートにて返答をもらえています。

ただし、管理会社や大家さんから工事の了承を得られない場合は、導入できないとのことです。

一戸建てプランに比べると契約できることが少ないがマンションプランのデメリットです。

申込みから開通まで最大3ヶ月以上かかる場合がある

NURO光は、工事が宅内と屋外で2回あるため、申込みから開通まで最大3ヶ月以上かかる場合があります。

また、下記のエリアは、さらに1〜2ヶ月以上かかるかもしれません。

中国エリア、東北エリアは工事状況により、さらに1～2か月お時間をいただく場合がございます。

引用元：NURO光「工事について」

開通まで時間がかかることを前提に、NURO光を申込みましょう。

オンラインゲーム用の高速通信オプションが使えなくなる

NURO光に乗り換えると、ぷらら光のオンラインゲーム用高速通信オプションであるGGGG光オプションが使えなくなります。

オンラインゲームでよく遊ぶ人は、乗り換え後に通信速度が遅くなって、不便に感じるかもしれません。

とはいえ、NURO光の通信速度でも、オンラインゲームを快適に遊ぶには十分といえます。

オンラインゲームを快適に遊べる通信速度の目安は、おおよそ下り・上りが100Mbps以上、Ping値が20ms以下です。

そして、NURO光の通信速度は、下記のとおりとなっています。

通信速度	下り	上り	Ping値
数値	582.01Mbps	551.15Mbps	11.66ms

下りと上りの通信速度はどちらも550Mbpsを超えており、Ping値も約11msと低く、非常に速いです。

NURO光でも、十分快適にオンラインゲームを遊べるでしょう。

ぷらら光で使っていたサービスが使えなくなる

ぷらら光の契約時に利用していたメールアドレスやひかりテレビのようなオプションなどは、NURO光へ乗り換えると使えなくなります。

使っている人は少ないと思いますが、念のため注意してください。

メールアドレスを登録しているサービスや必要なオプションなどがあれば、代わりのものに変更しましょう。

ぷらら光からNURO光に乗り換えるメリット

ぷらら光からNURO光に乗り換えるメリットは、下記の4つです。

• 通信速度が速くなる
• ソフトバンクユーザーは毎月のスマホ料金が1台あたり最大1,100円も安くなる
• 当サイトが紹介するお得な特設サイトから申込めば最大85,000円のキャッシュバックが受け取れる
• ぷらら光で違約金や工事費残債が発生した場合でも最大2万円までNURO光が負担してくれるため実質無料で乗り換えられる

通信速度が速くなる

NURO光に乗り換えると、通信速度が速くなる可能性が大いにあります。

実際にぷらら光よりも、NURO光のほうが、最大通信速度も実際の通信速度も速いです。

最大通信速度は、ぷらら光が1Gbpsなのに対して、NURO光は2Gbpsと2倍もあります。

なお、最大通信速度はベストエフォート（理論上の数値）であるため、実際の通信速度は異なるので注意してください。

実際の通信速度は、下記のとおりです。

速度比較	NURO光	ぷらら光
下り速度	582.01Mbps	262.47Mbps
上り速度	551.15Mbps	231.78Mbps

ぷらら光よりも、NURO光のほうが2倍近く速くなっています。

NURO光に乗り換えたら、通信速度が改善される可能性が高いです。

詳しくは「ぷらら光とNURO光の速度を比較！独自回線を使うので速くなる可能性が高い」で解説しています。

ソフトバンクユーザーは毎月のスマホ料金が1台あたり最大1,100円も安くなる

NURO光は、NUROひかり電話に加入すれば、ソフトバンクのスマホとのセット割引が利用できます。

1台あたり月額最大1,100円も割引となり、非常にお得です。

また、スマホとのセット割引は、契約者本人だけでなく下記の人たちも対象となります。

家族はもちろん、同居していれば友人や恋人であってもセット割引が適用できる点が特長です。

「ご家族（血縁・婚姻）、または同住所であること」が「家族割引」にご加入できる条件です。

引用元：ソフトバンク「よくあるご質問（FAQ）」

例えば、あわせて3台のスマホにセット割引を適用できた場合、1台あたりの割引額が1,100円であれば、毎月3,300円も安くなるのです。

つまり、年間にすると、39,600円もの通信費が節約できます。

また、セット割引が適用できる台数は最大10台のため、家族全員分のスマホを割引できるでしょう。

ソフトバンクのスマホとのセット割引を使うには、NUROひかり電話（月額550円+通話料）に加入する必要があります。

とはいえ、セット割引による割引額は最低でも月額550円なので、固定電話を利用しなければ、ソフトバンクのスマホが1台しかなくても実質無料です。

割引額が最大の1,100円となれば、むしろ安くなります。

ソフトバンクのスマホユーザーがNURO光を使えば、通信費を大幅に節約できるのです。

当サイトが紹介するお得な特設サイトから申込めば最大85,000円のキャッシュバックが受け取れる

居住タイプ	キャッシュバック額	受取期間
一戸建て	最大85,000円	11ヶ月目
マンション	最大55,000円

当サイトが紹介するお得な特設サイトからNURO光を申込めば、一戸建ては最大85,000円、マンションは最大55,000円のキャッシュバックをもらえます。

オプションの加入なしで高額キャッシュバックがもらえるため、非常にお得です。

キャッシュバックの受け取り手続きは、開通月を1ヶ月目とした11ヶ月目と17ヶ月目の2回に分けて届く案内メールから振込先の口座情報を登録するだけで簡単に完了します。

なお、メールが届いてから45日間が受取期間で、1日でも過ぎてしまうとキャッシュバック対象外となるので、忘れずに手続きしましょう。

違約金や工事費の残債などの解約費用を最大2万円まで負担してくれる

NURO光は、乗り換え前の光回線の違約金や工事費残債などの解約費用を、最大2万円まで負担してくれます。

なお、キャンペーンを利用するには、解約を証明する書類の提出が必要です。

詳しくは「のりかえ最大20,000円還元の申込み手順を解説！解約を証明する書類の提出が必要」をご覧ください。

他社から乗り換えの際に発生する解約金を最大2万円まで還元します。

引用元：NURO光「あんしんのりかえサポート」

ぷらら光の解約費用があったとしても、ほぼ全額補填できます。

解約費用が2万円を超えてしまっても、最大85,000円のキャッシュバックで実質的に補填することも可能です。

ぷらら光とNURO光の料金を比較！乗り換えるといくらくらいお得になる？

ぷらら光とNURO光を比較した場合、どちらの料金がお得なのでしょうか。

一戸建てとマンションのどちらにおいても、ぷらら光よりも、NURO光のほうが安いです。

ただし、マンションプランが導入されていない場合は、一戸建てプランでの契約となるため高くなります。

ひかり電話については、一部地域でNURO光のほうが安いです。

多くの場合、ぷらら光からNURO光に乗り換えたほうがお得になります。

月額料金はNURO光のほうが安い

光回線名	NURO光		ぷらら光
居住タイプ	一戸建て	マンション	一戸建て	マンション
基本料金	5,200円	3,850円	5,280円	3,960円

参照元：NURO光、ぷらら光

上記の表は、NURO光とぷらら光の月額料金を比較したものです。

NURO光のほうが、月額80〜100円ほど安くなります。

2024年10月9日をもって、NURO光forマンションの新規受付は終了となっています。

ソフトバンクのスマホを1台以上持っているならNURO光のほうが安くなる

ソフトバンクのスマホ1台分のセット割引を適用させた場合

光回線名	NURO光		ぷらら光
タイプ	一戸建て	マンション	一戸建て	マンション
合計費用	4,650円	3,300円	5,280円	3,960円
基本料金	5,200円	3,850円	5,280円	3,960円
オプション代	550円	550円	0円	0円
スマホ料金の割引額	最大▲1,100円	最大▲1,100円	ー	ー

参照元：NURO光、ぷらら光

ソフトバンクのスマホを1台以上持っている場合は、一戸建てとマンションのどちらにおいても、ぷらら光よりも、NURO光のほうが安くなります。

ソフトバンクのスマホを1台でも持っている場合は、ぷらら光よりも、NURO光のほうが毎月600円ほどお得に利用可能です。

ソフトバンクのスマホユーザーであれば、セット割引が適用されるNURO光に乗り換えたほうが毎月の通信費を抑えられます。

ひかり電話の月額料金は一部地域で安くなる

光回線名	月額料金
NURO光	東海・関西・中国・九州：330円 北海道・東北・関東：550円
ぷらら光	550円

ひかり電話の月額料金は、東海・関西・中国・九州の場合、NURO光のほうが月額220円安くなります。

ぷらら光のひかり電話の料金は月額550円、NURO光は月額330円です。

その他のエリアの場合でも月額550円とぷらら光と一緒なので、乗り換えたからといって損をする心配はありません。

ぷらら光とNURO光の速度を比較！独自回線を使うので速くなる可能性が高い

実際に使っている人たちの実測値を比較すると、NURO光のほうが通信速度が速いという結果です。

NURO光に乗り換えることで、通信速度が改善されるでしょう。

NURO光の最大通信速度は2Gbpsだがぷらら光は1Gbps

NURO光の最大通信速度は2Gbpsですが、ぷらら光は1Gbpsです。

最大通信速度で比較すると、NURO光は2倍速くなります。

ただし、最大通信速度はベストエフォート（理論上の数値）であるため、実際の通信速度は異なるので注意してください。

口コミを検証！実際の通信速度はNURO光のほうが速い？

光回線	NURO光		ぷらら光
通信速度	下り	上り	下り	上り
朝	604.65Mbps	547.48Mbps	332.26Mbps	231.93Mbps
昼	614.46Mbps	564.75Mbps	316.92Mbps	265.05Mbps
夕方	626.36Mbps	563.47Mbps	262.56Mbps	216.12Mbps
夜	572.04Mbps	535.1Mbps	207.98Mbps	190.51Mbps
深夜	639.38Mbps	571.6Mbps	330.31Mbps	234.44Mbps

朝の時間帯は5時00分～8時59分、昼の時間帯は12時00分～12時59分、夕方の時間帯は16時00分～18時59分、夜の時間帯は20時00分～22時59分、深夜の時間帯は0時00分～4時59分。

上記は、NURO光とぷらら光の実際の通信速度をまとめた表です。

いずれの時間帯でも、NURO光のほうが速いことがわかります。

NURO光の通信速度が速い理由は、ぷらら光と違って独自の回線設備を使っていて、通信が混雑しにくいからです。

ぷらら光はNTTの回線設備を借りて運営されている光回線で、コラボ光といいます。

他にも、ドコモ光やソフトバンク光、ビッグローブ光などがコラボ光に該当し、同じNTTの回線設備を利用しているのです。

つまり、ぷらら光やぷらら光以外のコラボ光の利用者が増えれば、同じ回線を使う人が多くなるため、通信速度が遅くなりやすくなります。

一方、NURO光は独自の回線設備を使っているため、他サービスの利用者数が増加しても、通信速度に影響はありません。

混雑時であっても、速度が低下しにくくなっているのです。

通信速度は住んでいる場所などによっても左右されるため、NURO光に乗り換えると必ず速くなると保証しているわけではありません。

ぷらら光からNURO光への乗り換えキャンペーンまとめ！

ぷらら光からNURO光へ乗り換える際は、乗り換え元の光回線を解約するためにかかった費用を最大2万円まで還元してくれるキャンペーン「のりかえ最大20,000円還元」が利用できます。

例えば、下記のような費用が還元対象です。

解約費用が2万円を超えることはまずないので、実質負担なくNURO光へ乗り換えられます。

解約に費用がかかったら最大2万円までがキャッシュバックで還元される

NURO光へ乗り換える際に解約費用がかかった場合、最大2万円までキャッシュバックで還元してくれます。

キャッシュバック額は、実際にかかった解約費用までです。

なお、還元を受けるには、紙を使った所定の手続きが必要で、開通月から最低7ヶ月間はかかります。

のりかえ最大20,000円還元の申込み手順を解説！解約を証明する書類の提出が必要

のりかえ最大20,000円還元の申込み手順は、下記のとおりです。

解約を証明する書類は、下記のいずれかが該当します。

また、上記の証明書類に記載された名前と申込み者、契約者の名前はすべて同一であることが必要です。

ぷらら光の契約者以外がNURO光に申込むと、キャッシュバック還元が受け取れません。

ぷらら光からNURO光への乗り換えに関するよくある質問と答え

ぷらら光からNURO光への乗り換えに関して、よくある質問に回答します。

乗り換え前に不明点をできるだけなくし、スムーズに切り替えられるようにするとよいでしょう。