ポケット型WiFiとは、モバイルルーターを使った持ち運びできるWi-Fiサービスの通称です。
服やカバンのポケットに入るサイズ感から、ポケット型WiFiと呼ばれています。
現在、数多くのポケット型WiFiがあるため、どのサービスを選ぶべきか迷っている人がいてもおかしくありません。
ポケット型WiFiは、3大キャリア・WiMAX・楽天モバイル・クラウドSIMの大きく4種類に分けられます。
※楽天モバイルも自社回線を保有していますがまだ移行途中のため3大キャリアとは分けています。
上記それぞれのポケット型WiFiの特徴を、以下の表にまとめました。
ポケット型WiFiの種類別の特徴を比較
種類 | 料金 | データ容量 | 通信速度 | 対応エリア |
---|---|---|---|---|
3大キャリア | 5,000~8,000円 | 無制限 | 80~150Mbps | 非常に広い |
WiMAX | 3,500~5,000円 | 無制限 | 60~100Mbps | 広い |
楽天モバイル | 1,000~3,500円 | 無制限 | 30~60Mbps | やや狭い |
クラウドWiFi | 4,000~5,000円 | 最大100GB | 10~30Mbps | 広い |
上記の表のとおり、ポケット型WiFiは種類によって料金や性能が大きく異なるため、何を重要視するかで選ぶべきポケット型WiFiは異なります。
過去にポケット型WiFiを契約していた人を対象に、選ぶときに重要視したポイントと解約した理由をアンケート調査した結果は、以下のとおりです。
項目 | 回答数 |
---|---|
料金の安さ | 50人 |
データ容量の多さ | 41人 |
評判・口コミ | 42人 |
通信速度 | 34人 |
電波の繋がりやすさ | 23人 |
特典の豊富さ | 19人 |
その他 | 7人 |
アンケート調査概要
調査目的:ポケット型WiFiに対する意識と使ってみて不満にもったポイントを調査するため
調査期間:2024年10月1日(火)~2024年10月31日(木)
調査機関:ランサーズ(Webアンケート)
調査対象:現在ポケット型WiFiを契約している人、過去にポケット型WiFiを契約していた人
調査地域:全国47都道府県全域
アンケート回答人数:124人
アンケート結果からわかるとおり、ポケット型WiFiを選ぶときはやはり料金の安さを重要視する人が多いです。
しかし、料金の安さだけではなく、速度やデータ容量、電波の繋がりやすさといった部分にも注目して選ぶことも時にも大切になります。
ポケット型WiFiを解約した理由として、速度や電波の繋がりやすさに不満を感じたからと答えた人がとくに多かったからです。
契約してから後悔しないためにも、料金以外にも目を向けて選びましょう。
多くの人が重要視している項目を点数化して厳選した当サイトおすすめのポケット型WiFiは、以下の3つです。
当サイトおすすめのポケット型WiFi
- 1位:GMOとくとくBB WiMAX
- 2位:楽天モバイルのポケット型WiFi
- 3位:モンスターモバイル
※各サービス名をタップすると詳細を記載している箇所にスキップします。
上記3つの他にも「口座振替で支払いたい」など、重要視するポイントによっておすすめするポケット型WiFiはそれぞれ異なります。
各ポケット型WiFiのおすすめポイントやデメリットをわかりやすくまとめていますので、自分のこだわりポイントとマッチしているかどうかの判断材料にしてください。
おすすめポケット型WiFiランキング!料金・性能・評判を比較して厳選
ポケット型WiFiは、以下5つのポイントを重要視して選ぶのが最適です。
- 料金の安さ(実質月額)
- データ容量の上限の有無
- 通信速度
- 対応エリア
- 評判・口コミ
料金は毎月かかる固定費だけでなく、違約金やキャッシュバックなども重要な要素となります。
解約時のリスクがなるべく少なく、目先の安さだけにとらわれないことが失敗しないためのコツです。
なお、一度でもポケット型WiFiを利用した経験のある人は、通信速度や電波の繋がりやすさなど、性能面を重要視する傾向にあります。
当サイトによるアンケート調査から、速度が遅かったりなど、圏外になることが多かったりなどの理由でポケット型WiFiを解約した人が多かったのです。
アンケート調査概要
調査目的:ポケット型WiFiに対する意識と使ってみて不満にもったポイントを調査するため
調査期間:2024年10月1日(火)~2024年10月31日(木)
調査機関:ランサーズ(Webアンケート)
調査対象:現在ポケット型WiFiを契約している人、過去にポケット型WiFiを契約していた人
調査地域:全国47都道府県全域
アンケート回答人数:124人
当サイトでは、各サービスの料金だけでなく、速度や電波感度などのスペックを調査しておすすめするポケット型WiFiを厳選しました。
当サイトがおすすめするポケット型Wi-Fiは、以下の9つです。
ポケット型WiFiおすすめランキング
- 1位:GMOとくとくBB WiMAX
- 2位:楽天モバイルのポケット型WiFi
- 3位:モンスターモバイル
- 4位:AiR-WiFi
- 5位:ギガWi-Fi
- 6位:THE WiFi
- 7位:ドコモのポケット型WiFi
- 8位:ソフトバンクのポケット型WiFi
- 9位:hi-ho Let’s WiFi
>>上記の名前をタップすると該当箇所へスキップします。
各ポケット型WiFiのスペック評価を以下の表にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
サービス名 | 評価点数 (10点満点) | 料金 (実質月額) | データ容量 | 通信速度 (最大速度) | 対応エリア | 評判・口コミ |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 GMOとくとくBB WiMAX | 8.8点 | 3,831円 | 無制限 | 3.9Gbps | 広い | |
2位 楽天モバイル | 8.4点 | 3,278円 | 無制限 | 150Mbps | 大体繋がる | |
3位 モンスター モバイル | 7.6点 | 3,039円 | 最大100GB | 150Mbps | 広い | |
4位 AiR-WiFi | 7.4点 | 3,336円 | 最大100GB | 150Mbps | 広い | |
5位 ギガWi-Fi | 7.2点 | 2,858円 | 最大100GB | 150Mbps | 広い | |
6位 THE WiFi | 7点 | 3,391円 | 最大100GB | 150Mbps | 広い | |
7位 ドコモ | 6.8点 | 10,110円 | 無制限 | 4.9Gbps | すごく広い | |
8位 ソフトバンク | 6.2点 | 7,226円 | 最大50GB | 2.4Gbps | すごく広い | |
9位 hi-ho Let’s WiFi | 6.1点 | 3,461円 | 最大210GB | 150Mbps | 広い |
実質月額とは?
実質月額とは、かかる費用からキャッシュバックやセット割引などの特典を差し引いて、利用月数で割った「実質的な1ヶ月の利用料金」のことです。
工事費やルーターのレンタル代金など全ての合計費用から、キャッシュバックなどの特典分を差し引いて計算します。
月額料金やキャッシュバックだけでなく、総合的に見てお得かどうかを判断することが可能です。
なお、この記事では、3年間にかかる合計費用を36ヶ月間で割った金額を記載しています。
1位:WiMAXは料金と速度どちらも大事な人やau・UQモバイルユーザーにおすすめ
GMOとくとくBB WiMAXの基本情報と料金スペック
項目 | スペック |
---|---|
契約期間 | なし |
データ容量 | 無制限 |
事務手数料 | 3,300円 |
初月の料金 | 1,375円 (日割り計算されない) |
月額料金 | 4,807円 |
スマホとのセット割引 | au・UQモバイル 最大1,100円割引 |
端末補償 | 安心サポート:月額330円 →最大2ヶ月無料 安心サポートワイド:月額550円 |
端末代金 | 月額770円×36回払い →キャンペーンにより実質無料 |
プラスエリアモード | 月額1,100円 |
キャッシュバック | 当サイト限定 35,000円※ オプション同時加入で2,000円増額 |
乗り換え負担 | 最大40,000円まで負担 |
端末の発送 | 最短即日発送 |
違約金 | 無料 |
実質月額 | 3,831円 |
3年間の合計費用 | 137,920円 |
支払い方法 | クレジットカード払い |
運営会社 | GMOインターネット株式会社 |
※特設サイトから申し込む場合のキャッシュバック金額です。
GMOとくとくBB WiMAXを1番におすすめする理由
- 料金と速度のバランスが良い
- データ容量を無制限に使える
- ドコモのポケット型WiFiの次に平均速度が速い
- 高額キャッシュバックがもらえる
- auやUQモバイルとのセット割引でお得に使える
- 利用者からの評判が良い
GMOとくとくBB WiMAXは、料金と速度のバランスが非常に良いポケット型WiFiです。
月額料金だけで比較すると、楽天モバイルやモンスターモバイルよりも高いものの、データ容量を無制限に使えます。
また、最大速度は3.9Gbpsとドコモに続いて速いため、コスパの良さがWiMAXの最大の魅力です。
楽天モバイルよりも基地局の数が多いので、山やビルに囲まれた場所でも電波が入りやすいメリットもあります。
さらにWiMAXは、auやUQモバイルユーザーにとって1番お得に使えるポケット型WiFiです。
スマホとのセット割引が適用されることで毎月のスマホ料金から最大1,100円が割引され、通信費全体の節約につながります。
上記の理由から、当サイトではGMOとくとくBB WiMAXを1番におすすめしています。
WiMAXの中でGMOとくとくBBをおすすめする理由は、「WiMAXは速度や電波の繋がりやすさに違いはないので1番お得なプロバイダで契約するのがおすすめ」を参考にしてください。
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WiMAXならデータ容量を無制限で使える!スマホのギガを気にせずに使い放題
WiMAXは、データ容量を無制限で使えるポケット型WiFiです。
データ容量の制限が設けられていると、たくさんWi-Fiを使用した月に結局スマホのギガを買い足すケースも考えられます。
スマホのギガを結局買い足すなら、ポケット型WiFiを利用している意味がありません。
よほどのことがない限りは心配ないですが、一度に大量のデータ通信を行った場合のみ、速度制限がかかる可能性があるので注意しましょう。
WiMAXは多くの場所で高速5G回線を使える!基地局数は年々増加していて業界最多となっている
エリア | 1年間の基地局増加率 |
---|---|
北海道 | 1.5倍 |
東北 | 1.4倍 |
北陸・甲信 | 1.3倍 |
関東 | 2.8倍 |
東海 | 1.7倍 |
関西 | 1.5倍 |
中国 | 1.3倍 |
四国 | 1.4倍 |
九州・沖縄 | 1.4倍 |
※参考:UQコミュニケーションズ「3つのネットワークでつながるWiMAX」
総務省の調べによると、WiMAXとauの5G回線の基地局数は、大手キャリアのドコモ・ソフトバンクを押しのけて業界最多となっています。
東京や神奈川などの関東地方では、なんと提供エリアが1年間で2.8倍に拡大しているのです。
UQコミュニケーションズの今後の計画でも記載されているとおり、さらに広いエリアでWiMAXの高速通信を利用できることが考えられます。
WiMAXは速度や電波の繋がりやすさに違いはないので1番お得なプロバイダで契約するのがおすすめ
2024年11月現在、WiMAXは大元のUQ WiMAX以外にも20社以上のプロバイダ(代理店)によって販売されています。
利用する回線と機器本体は同じなので、どのプロバイダで契約しても速度や電波の繋がりやすさに違いはありません。
性能に違いはないことから、WiMAXの契約先は料金や特典などのお得さで決めるのがおすすめです。
GMOとくとくBB WiMAXを1番におすすめする3つの理由
数あるWiMAXサービスの中でGMOとくとくBB WiMAXを1番におすすめする理由は、主に以下の3つです。
- シンプルかつ安い料金プランで使い続けられる
- 誰でも高額キャッシュバックがもらえる
- 全てのかかる費用と特典を反映させた実質月額でWiMAX最安
どのWiMAXを契約しても利用する回線や機器本体のスペックに違いはありません。
速度や電波の繋がりやすさに違いがないのであれば、単純に料金の安さで選ぶのがおすすめです。
当サイトが全WiMAXの3年間にかかる合計費用を比較したところ、GMOとくとくBB WiMAXが1番お得に利用できることがわかっています。
WiMAXおすすめ11社の3年間の合計費用一覧 | |
---|---|
プロバイダ名 | 3年間の合計費用 |
GMOとくとくBB WiMAX | 137,920円 |
BIGLOBE WiMAX | 165,780円 |
5G CONNECT (端末購入プラン) | 152,100円 |
カシモWiMAX | 173,338円 |
UQ WiMAX | 182,534円 |
Vision WiMAX | 178,105円 |
シンプルWi-Fi | 178,770円 |
Broad WiMAX | 152,740円 |
家電量販店 (ヤマダ電機) | 199,672円 |
auオンラインショップ (モバイルルーター) | 220,908円 |
au公式のオンラインショップの合計費用と比較すると、3年間で8万円以上もお得に使えます。
GMOとくとくBB WiMAXは、当サイトが自信をもっておすすめできるWiMAXのポケット型WiFiなのです。
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なお、GMOとくとくBB WiMAXには、クレジットカードでしか支払いができないというデメリットがあります。
クレジットカードを持っていない人は、口座振替の場合に最安のBIGLOBE WiMAXがおすすめです。
GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックがもらえるのは6ヶ月目です。
5ヶ月以内の短期で利用する人にとって最安なのは、翌月にキャッシュバックがもらえるBIGLOBE WiMAXですよ。
口座振替や5ヶ月以内の短期利用ならBIGLOBE WiMAXが最安
BIGLOBE WiMAXの基本情報と料金スペック
項目 | スペック |
---|---|
契約期間の縛り | なし |
データ容量 | 無制限 |
事務手数料 | 3,300円 |
初月の料金 | 無料 |
月額料金 | 1~24ヶ月目:3,773円 25ヶ月目~:4,928円 |
スマホとのセット割引 | au・UQモバイル 最大1,100円 |
端末補償 | 月額385円 |
端末代金 | 月額770円×36回 24回払いも可能 |
プラスエリアモード | 月額1,100円 →auとUQモバイルユーザーは無料 |
キャッシュバック | 当サイト限定 11,500円 |
違約金 | 無料 |
実質月額 | 4,605円 |
3年間の総支払額 | 165,780円 |
支払い方法 | クレジットカード払い 口座振替※ |
運営会社 | ビッグローブ株式会社 |
※口座振替の場合は引き落とし手数料として毎月220円がかかります。
参照元:BIGLOBE WiMAX「会員規約」
GMOとくとくBB WiMAXは、1番安く使えるWiMAXではあるものの、口座振替には対応していません。
口座振替が可能なWiMAXは、BIGLOBE WiMAX、UQ WiMAX、Broad WiMAXの3社です。
上記3社の中で最も料金が安いのは、BIGLOBE WiMAXとなります。
サービス名 | 実質月額 | 3年間の合計費用 |
---|---|---|
BIGLOBE WiMAX | 4,831円 | 173,920円 |
UQ WiMAX | 5,241円 | 188,694円 |
Broad WiMAX | 5,487円 | 197,535円 |
1番高いBroad WiMAXよりも毎月600円ほど、3年間の合計費用で比較すると2万円以上も安いです。
また、BIGLOBE WiMAXは、利用開始した翌月に11,500円のキャッシュバックがもらえます。
5ヶ月以内の短期で利用する場合にも、1番お得なWiMAXなのです。
BIGLOBE WiMAXのおすすめポイント
- 2年間の月額料金が安い
- 【当サイト・期間限定】11,500円のキャッシュバックが翌月にもらえる
- 口座振替・5ヶ月以内の短期で利用する場合に1番安い
- auやUQモバイルとのセット割引でお得に使える
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2位:楽天のポケット型WiFiはとにかく最安級の料金で無制限に使えるのが魅力
楽天モバイルのポケット型WiFiの基本情報と料金スペック
楽天モバイルのポケット型WiFiの基本情報と料金スペック | |
---|---|
契約期間 | なし |
データ容量 | 無制限 |
事務手数料 | 無料 |
月額料金 | ~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 |
端末代金 | キャンペーンにより1円 |
端末補償 | スマホ交換保証プラス 月額715円 |
キャッシュバック | なし |
スマホとのセット割引 | なし |
その他特典 | 家族割で毎月の利用料金から110円割引 |
違約金 | 無料 |
実質月額 | 3,278円※ |
3年間の総支払額 | 118,009円※ |
支払い方法 | クレジットカード払い 口座振替 楽天ポイント払い |
運営会社 | 楽天モバイル株式会社 |
※毎月20GBのデータ容量を利用した場合の月額料金で算出しています。
楽天モバイルの「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は、無制限で使える中で1番安いポケット型WiFiです。
月額料金は使ったデータ容量に応じて変動する段階制プランなので、3GB未満の利用頻度の少ない月はたった1,078円で済みます。
安いのは月額料金だけでなく、初期にかかる費用も端末代金の1円のみです。
また、契約期間の縛りがないため、違約金も無料となります。
試しに使ってみたい人もリスクなく気軽に試せるのが、楽天モバイルのポケット型WiFiの嬉しいポイントです。
利用者からも料金の安さは評価されているものの、SNS上では「速度が遅い」や「場所によっては電波が繋がりにくい」といった不満に感じる口コミもあります。
実際に当サイトで検証した結果からも、速度や電波の繋がりやすさがWiMAXに劣っていることから2位に位置づけました。
なるべく毎月の料金を安くしたいのなら、楽天モバイルのポケット型WiFiがおすすめです。
2024年7月から、楽天モバイルではどこでも繋がりやすいプラチナバンドの提供を開始しています。
楽天モバイルの最新機種である「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は、旧機種では非対応だったプラチナバンド対応となったのです。
しかし、現在楽天のプラチナバンドの基地局はほとんど見当たりません。
今後、プラチナバンドの基地局が増設していくにつれて、電波が繋がりやすくなることに期待できます。
楽天モバイル「Rakuten WiFi Pocket Platinum」のおすすめポイント
- 無制限で使えるポケット型WiFiで料金が1番安い
- 初期費用は端末代金の1円のみ!誰でも手軽に契約できる
- いつ解約しても違約金が無料
- 楽天市場で買い物する際のSPUが+4倍になる
- 毎月の利用料金の支払いで楽天ポイントが貯まる
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3位:モンスターモバイルは料金が安くて評判の良いクラウドWiFi
モンスターモバイルの基本情報と料金スペック
契約期間 | 2年 | 縛りなし |
---|---|---|
データ容量 | 最大100GB | |
事務手数料 | 3,300円 | |
月額料金 | 5GB:1,980円 20GB:2,530円 100GB:2,948円 | 5GB:2,640円 20GB:3,190円 100GB:3,938円 |
端末代金 | 無料レンタル | |
端末補償 | 385円 (初月無料) | |
キャッシュバック | なし | |
スマホとのセット割引 | なし | |
違約金 | 月額料金1ヶ月分 | 無料 |
お試し期間 | 14日間 | なし |
支払い方法 | クレジットカード払い | |
運営会社 | 株式会社NEXT |
モンスターモバイルは、3大キャリアの回線が使えることから、電波の繋がりやすさに定評のあるクラウドWiFiのひとつです。
100GBプランの月額料金は2,948円と、AiR-WiFiよりも300円ほどお得に使えます。
14日間のお試し利用期間があるので、初めてポケット型WiFiやクラウドWiFiを利用する人にもおすすめです。
電波の繋がる場所は多いものの、3大キャリアから借りている回線を利用するため、速度面ではWiMAXや楽天モバイルに劣っています。
WiMAXや楽天モバイルのように、無制限で使えるプランはないことから3位に位置づけたものの、クラウドWiFiでは1番におすすめするポケット型WiFiです。
大手通信事業者のNEXT社が運営しており、評判・口コミの評価が非常に高いです。
料金の安さと口コミ評価の高さが、モンスターモバイルをクラウドWiFiで1番上位にしている理由となります。
モンスターモバイルのおすすめポイント
- 3大キャリアの回線を使えるので電波が繋がりやすい
- 全プランの料金が他のクラウドWiFiと比べて安い
- 14日間のお試し利用期間がある
- 大手通信事業者が運営しているので安心して使える
- 利用者からの口コミ評価が高い
\ 3つの料金プランから選べる /
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3位までのポケット型WiFiとの違いがわかりやすいように、4位からはメリット・デメリットを記載します。
4位:AiR-WiFiは20GB契約で1番安いクラウドWiFi!30日間お試し利用もできる
AiR-WiFiの基本情報と料金スペック
項目 | らくらくプラン | サクッとプラン | おてがるプラン |
---|---|---|---|
利用端末 | |||
データ容量 | 100GB | 20GB | |
契約期間 | 1年 (自動更新あり) | ||
事務手数料 | 3,300円 | ||
月額料金 | 3,245円 | 3,377円 | 1,958円 |
端末代金 | 無料レンタル | ||
端末補償 | 月額660円 | ||
キャッシュバック | なし | ||
スマホとのセット割引 | なし | ||
違約金 | 1,958円 | ||
お試し期間 | 30日間 | ||
支払い方法 | クレジットカード払い | ||
運営会社 | 株式会社FREEDiVE |
AiR-WiFiは、20GBプランの月額料金で比較した場合に、1番安く使えるクラウドWiFiです。
AiR-WiFiには30日間のお試し利用期間があり、期限内に手続きをして、使ったデータ容量が50GB以内であれば、月額料金や違約金なしでキャンセルできます。
モンスターモバイルより、試せる期間が長く、使えるデータ容量も多いことがAiR-WiFiの魅力です。
しかし、AiR-WiFiの100GBプランの料金が、モンスターモバイルより300円ほど高くなります。
当サイトが実施したアンケート調査によると、クラウドWiFiは100GBプランで契約する人が1番多いことから、モンスターモバイルを上位にしています。
なお、どのクラウドWiFiを選んでも利用する回線は一緒なので、電波の繋がりやすさなどの性能に違いはありませんので安心してください。
\ 3つの料金プランから選べる /
簡単3分で申し込み完了
5位:ギガWi-Fiは100GBプランの料金が最安のクラウドWiFi
ギガWi-Fiの基本情報と料金スペック
項目 | 大容量プラン | ミニ従量プラン |
---|---|---|
契約期間 | 2年 (自動更新) | 2年 (自動更新) |
データ容量 | 100GB | 最大20GB |
事務手数料 | 3,300円 | |
月額料金 | 2,695円 | 5GB:550円 10GB:1,045円 20GB:1,540円 |
端末代金 | 無料レンタル | 2年利用で実質無料※ |
端末補償 | 月額660円 | |
キャッシュバック | なし | |
スマホとのセット割引 | なし | |
違約金 | 2,640円 | 550円 |
お試し期間 | なし | |
支払い方法 | クレジットカード払い | |
運営会社 | 株式会社メディアサービス |
※ミニ従量プランの場合、端末は買い取りになります。
ギガWi-Fiは、100GBプランの利用料金がクラウドWiFiの中で1番安いです。
通常プランとは別に、5GBまでは550円という安さで使える「ミニ従量プラン」があるので、少しだけギガが足りないという人におすすめできるポケット型WiFiとなります。
しかし、利用者から「サポートに電話が繋がりにくい」といった不満の声が多いです。
運営会社であるメディアサービス社のGoogleの口コミを見ても、評価1.2と非常に低いことがわかります。
料金が安いというメリットはありつつも、モンスターモバイルやAiR-WiFiより運営会社としての信頼度が低いことが、ギガWi-Fiを5位とした理由です。
\ 2つのプランから選べる /
簡単3分で申し込み完了
6位:THE WiFiは19,000円分のポイントをもらえて半年間は実質無料で使える
THE WiFiの基本情報と料金スペック
項目 | 大容量プラン | ミニ従量プラン |
---|---|---|
契約期間 | 2年 (自動更新) | 2年 (自動更新) |
データ容量 | 100GB | 最大100GB (段階制プラン) |
事務手数料 | 3,300円 | |
月額料金 | 3,828円 | ~1GBまで:1,298円 1GB~5GBまで:1,628円 5GB~20GBまで:2,068円 20GB~40GBまで:2,596円 40GB~100GB:3,960円 |
端末補償 | 安心サポート:月額330円 安心サポートワイド:月額550円 | |
キャッシュバック | なし | |
スマホとのセット割引 | なし | |
違約金 | なし | |
端末のレンタル解約手数料 | 24ヶ月目まで:10,780円 25ヶ月目~:無料 | |
お試し期間 | 30日間 | 8日間 |
支払い方法 | クレジットカード払い | |
運営会社 | スマートモバイルコミュニケーションズ |
THE WiFiは、3~5位のクラウドWiFiよりも月額料金こそ高いものの、19,000円分のポイントがもらえます。
最初の半年間はもらったポイントで月額料金が実質無料となるのが、THE WiFiのメリットです。
しかし、2年に満たずに解約すると10,780円の違約金がかかるため、結果トータルコストが高くなります。
上位のクラウドWiFiに比べて手軽さが劣っている点が、THE WiFiが6位の理由です。
\ 2つの料金プランから選べる /
簡単3分で申し込み完了
7位:ドコモのポケット型WiFiは料金こそ高いものの速度が1番速い
ドコモのポケット型WiFiの基本情報と料金スペック
契約期間 | なし |
---|---|
データ容量 | 無制限 |
事務手数料 | 3,850円 |
月額料金 | ~1GB:4,565円 1~3GB:5,665円 3GB~:7,315円 |
端末代金 | 2,688円×36回 (総額96,800円) ※Wi-Fi STATION SH-54Cの場合 |
端末保証 | smartあんしん補償:月額825円 |
キャッシュバック | なし |
スマホとのセット割引 | なし |
違約金 | なし |
お試し期間 | 8日間 ※8日以内キャンセル |
支払い方法 | クレジットカード払い 口座振替 |
運営会社 | 株式会社NTTドコモ |
ドコモのポケット型WiFiは、月額料金や端末代金が高いです。
しかし、最大速度は4.9Gbpsと、ポケット型WiFiの中で1番速いことがわかっています。
データ容量も無制限なので、高速通信を好きなだけ使えるのがメリットです。
料金は高くなっても、とにかく速度重視で選ぶなら、ドコモのポケット型WiFiをおすすめします。
\ 最大4.9Gbpsの高速ポケット型WiFi /
簡単3分で申し込み完了
8位:ソフトバンクのポケット型WiFiの料金は高いが繋がりやすさが魅力
ソフトバンクのポケット型WiFiの基本情報と料金スペック
契約期間 | なし |
---|---|
データ容量 | 50GB |
事務手数料 | 3,850円 |
月額料金 | 5,280円 |
端末代金 | 1,840円×36回 (総額66,240円) ※Pocket WiFi 5G A004ZTの場合 |
キャッシュバック | なし |
スマホとのセット割引 | なし |
違約金 | なし |
お試し期間 | 8日間 ※8日以内キャンセル |
支払い方法 | クレジットカード払い 口座振替 |
運営会社 | ソフトバンク株式会社 |
※現在オンラインショップに在庫がないため店舗での契約となります。
ソフトバンクのポケット型WiFiの魅力は、大手キャリア回線を使えることで、どこでも電波が繋がりやすいことです。
しかし、ドコモと同様に他のポケット型WiFiより料金が高い上、50GBまでのデータ容量の制限があります。
また、ドコモのポケット型WiFiより料金こそ高いものの、速度は遅いです。
1番におすすめできる要素がドコモよりも少ない点が、8位にランキング付けした理由です。
自宅がソフトバンク回線しか繋がらないなど、こだわりのある人におすすめのポケット型WiFiとなります。
ちなみに、ソフトバンクのポケット型WiFiは、現在オンラインストアに在庫がありません。
入荷日も未定とのことなので、契約を希望する人は在庫のある店舗まで行って購入する必要があります。
9位:hi-ho Let’s WiFiはできるだけ多くクラウドWiFiを使いたい人向け
hi-ho Let’s WiFiの基本情報と料金スペック
項目 | 通常プラン | ライトプラン |
---|---|---|
契約期間 | 2年 (自動更新) | 2年 (自動更新) |
データ容量 | 210GB | 120GB |
事務手数料 | 無料 | |
月額料金 | 1~12ヶ月目:3,278円 13ヶ月目~:4,730円 | 1~24ヶ月目:3,278円 25ヶ月目~:3,828円 |
端末代金 | 2年間の利用で実質無料 | |
端末補償 | 月額715円 | |
キャッシュバック | なし | |
スマホとのセット割引 | なし | |
違約金 | 4,300円 | 3,480円 |
端末のレンタル解約手数料 | 24ヶ月目まで:10,780円 25ヶ月目~:無料 | |
お試し期間 | 8日 ※8日以内キャンセル | |
支払い方法 | クレジットカード払い | |
運営会社 | 株式会社ハイホー |
hi-ho Let’s WiFiは、どこでも繋がりやすいクラウドWiFiのひとつです。
クラウドWiFiの多くはデータ容量の上限が100GBのプランしかないものの、hi-ho Let’s WiFiなら、120GBと210GBまでの大容量プランで契約できます。
しかし、120GBプランは4GB、210GBプランは7GBまでの1日当たりの上限があるため、毎日たくさんのギガを消費する人にはおすすめしません。
スマホのギガを気にせずに使いたいのなら、データ容量が無制限のWiMAXや楽天モバイルのポケット型WiFiのほうがお得です。
おすすめする条件が限定される点から、hi-ho Let’s WiFiを9位にしています。
hi-ho Let’s WiFiをおすすめするのは、以下の条件すべてに当てはまる人です。
hi-ho Let’s WiFiをおすすめする人の条件
- 速度よりも電波の繋がりやすさ重視
- WiMAXと楽天モバイル以外から選びたい
- ドコモのポケット型WiFiでは予算オーバー
- 毎月100GB以上使いたい1日の上限を超える心配はない
\ 3つの料金プランから選べる /
簡単3分で申し込み完了
そもそもポケット型WiFiとは?インターネットに繋がる仕組みを解説
ポケット型WiFiとは、基地局から飛んでいる電波を利用するWi-Fiサービスです。
工事をしなくても、端末の電源を入れるだけですぐに使えます。
また、バッテリー充電式なので、自宅まで有線で接続する光回線や、据え置き型のホームルーターとは違い、自宅以外の場所でも自由にWi-Fiを利用可能です。
利用できる電波や端末は、契約するサービスによって異なります。
より良いサービスを見極めるには、根本の仕組みを理解しておくことも大切です。
ポケット型WiFiでインターネットに接続する仕組みから、他サービスとの違いまで解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Wi-Fiとはスマホやパソコンに無線で接続するための通信技術を指すことがほとんど
Wi-Fiは、ルーターから無線で飛んでいる電波を意味します。
本来は、アメリカに拠点を置く団体「Wi-Fi Alliance」によって認定されていることを指す名称のことです。
現在は、無線でインターネットに接続すること自体を「Wi-Fi」と呼ぶケースが多くなりました。
補足ですが、インターネット上には、Wi-FiがWireless Fidelity(ワイヤレス・フィデリティ)の略称と記載しているサイトも存在します。
しかし、「Wi-Fi」に意味を持たせるためにわざわざ後付けしたと、Wi-Fi Allianceの創設メンバーであるPhil Belangergが公表しています。
ポケット型WiFiは基地局から飛んでいる電波を利用してデータを送受信している
ポケット型WiFiは、モバイル回線の基地局から飛んでいる電波を利用して、データを送受信できます。
自宅まで直接光ケーブルが引き込まれる光回線や、コンセントに挿して使うホームルーターとは違い、好きな場所で使える利便性の良さがポケット型WiFiの魅力です。
ただし、ポケット型WiFiの端末を持っているだけではWiFiを使うことはできません。
通信事業者との契約情報を記録している「SIMカード」を挿入することで、インターネットの利用が可能となります。
ポケット型WiFiの中には、SIMカードなしでインターネットを利用できるクラウドWiFiというサービスもあります。
クラウドWiFiとは、クラウド上のサーバーで管理されている契約者の情報を自動で認識してインターネットに接続するシステムです。
「ポケットWiFi」はソフトバンク社の登録商標なので無断で使用することはできない
「ポケットWiFi」はソフトバンク株式会社の登録商標です。
Pocket WiFi および Pocket WiFi のロゴは、イー・モバイル株式会社の商標です。
引用元:ソフトバンク公式サイト「商標について」
「ポケットWiFi」の登録商標を自由に使用できるのは、権利を所有しているソフトバンク社のみとなります。
商標権者は、指定商品又は指定役務について登録商標の使用をする権利を専有します(商標法第25条)。
引用元:特許庁「商標権の効力」
無断で使用するのは違法行為となるため、当サイトではポケット型WiFiもしくはモバイルルーターと表記しています。
ポケット型WiFiと他のインターネットサービスとの違い!料金・速度・利便性を比較
ポケット型WiFiのメリットやデメリットは、他のインターネットサービスと比較することで見えてきます。
インターネットサービスの主流として知られるホームルーターや光回線と料金・速度・利便性で比較した結果は、以下のとおりです。
サービスの種類 | 料金 | 速度 | 利便性 |
---|---|---|---|
ポケット型WiFi | 1,000~5,000円 | 5~60Mbps | |
ホームルーター | 4,000~5,500円 | 60~150Mbps | |
光回線 | 3,500~6,000円 | 100~700Mbps |
ポケット型WiFiは、クラウドWiFiの10GBプランのように少ないデータ容量で契約することでコストを抑えられます。
よほどドコモやソフトバンクなど、料金の高いポケット型WiFiを選ばない限り、ホームルーターや光回線よりお得に使える場合がほとんどです。
また、外に持ち歩いて使えるという利便性の良さはポケット型WiFiならではの魅力と言えます。
速度に関してはホームルーターや光回線に劣るものの、1人で日常使いするには十分な速さです。
ポケット型WiFiによって価格差はあるもののホームルーターや光回線より安く使える場合が多い
ポケット型WiFiは、選ぶサービスによって価格差が大きく異なるものの、ホームルーターや光回線よりもお得に使えるケースが多いです。
各インターネットサービスの月額料金を以下の表にまとめました。
サービス名 | 月額料金 | 種類 |
---|---|---|
WiMAX | 4,807円 (初月のみ1,375円) | ポケット型WiFi ホームルーター |
楽天モバイル | 3,278円 | ポケット型WiFi |
モンスターモバイル | 2,948円※ | ポケット型WiFi |
ドコモのhome5G | 4,950円 | ホームルーター |
楽天ターボ | 4,840円 | ホームルーター |
ドコモ光 | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 | 光回線 |
楽天ひかり | 戸建て:5,280円 マンション:4,180円 | 光回線 |
※ データ容量100GBプランの月額料金です。
比較するサービスによって多少の金額差はあるものの、光回線やホームルーターよりお得に使えるポケット型WiFiがほとんどです。
とにかく月額料金の安いインターネットサービスを選びたい人は、ポケット型WiFiをおすすめします。
マンション住まいの人に限っては、WiMAXのポケット型WiFiより光回線のほうが多少安くなります。
ホームルーターと端末スペックが違うだけでインターネットに繋がる仕組みは一緒
ポケット型WiFiは、基地局から飛んでいる電波を利用します。
利用する端末スペックの違いから、ホームルーターより速度は劣るものの、繋がる仕組みは一緒です。
利便性といった点においては、コンセントに挿さないと電源が入らないホームルーターより、ポケット型WiFiのほうが優れています。
自宅まで直接光ケーブルを引き込む光回線より速度や安定性は劣る
ポケット型WiFiは、空気中に飛んでいる電波を送受信するため、遮蔽物などの影響を受けやすいです。
そのため、自宅まで直接光ケーブルを引き込む光回線と比較すると、通信速度が遅くなったり、通信が不安定になったりします。
対戦型のオンラインゲームやビデオ機能を使ったグループ通話など、安定した通信速度が必要な用途にポケット型WiFiは向きません。
ポケット型WiFiの4つのメリット
ポケット型WiFiと他のインターネットサービスを比較してわかるメリットは、以下の4つです。
- 家でも外でも好きな場所でWi-Fiを利用できる
- 面倒な設定や工事は一切なし
- 早ければ翌日に端末が届いてすぐに使える
- ポケット型WiFiによってはお試し利用できる
1つずつ、詳しく解説していきます。
家でも外でも好きな場所でWi-Fiを利用できる
ポケット型WiFiは充電して使うコードレスの端末なので、ホームルーターや光回線と違って自宅以外でも好きな場所でWi-Fiを利用可能です。
通勤・通学中にスマホで動画視聴やゲームをたくさんする人は、スマホのギガを上限まで使ってしまい、速度制限がかかってしまうことがあります。
速度制限にかかると、月が替わるまではスマホが低速モードになってしまうため、ストレスに感じる人も多いはずです。
スマホのギガ数が足りない人にとって、外出時に持ち歩いて使えることは大きなメリットと言えます。
面倒な設定や工事は一切なし
ポケット型WiFiは端末の電源を入れて、スマホやパソコンにWi-Fiを登録するだけで簡単に利用開始できます。
光回線のように、ONUとルーターを接続したり、開通工事を実施してもらったりなどの手順は一切ありません。
インターネットに詳しくない人や機械音痴という人でも、ポケット型WiFiなら手軽に利用できます。
早ければ翌日に端末が届いてすぐに使える
光回線の場合、申し込みしてから利用開始できるまで、早くて1~2週間、長いと3ヶ月ほどかかるケースがあります。
ポケット型WiFiは、選ぶサービスによって端末発送までの時間は異なるものの、早くて翌日、遅くても1週間ほどとすぐに使えるのが嬉しいポイントです。
とくにGMOとくとくBB WiMAXは、即日発送に対応しており、早いと申し込みの翌日には端末が届きます。
出張に行くことになった人や急なリモートワークによって、インターネット環境が必要となった場合でも安心です。
ポケット型WiFiによってはお試し利用できる
ポケット型WiFiなどのインターネットサービスは、実際に使うまで速度や電波の繋がりやすさはわかりません。
ただし、一回契約して解約するとなると、違約金や端末代金の残債が請求されてしまいます。
ちゃんと使えるかどうか心配な人は、お試し利用できるポケット型WiFiを選べば、リスクなく利用できるのです。
お試し利用できるポケット型WiFiには、WiMAXの「Try WiMAX」やAiR-WiFiの「30日間お試しモニター」などが該当します。
楽天モバイルのポケット型WiFiにはお試し期間こそないが、初期費用としてかかるのは端末代金の1円のみです。
違約金も無料なので、すぐに解約したとしても最小限のコストで済みます。
ポケット型WiFiの3つのデメリットや注意点
ポケット型WiFiには、メリットだけでなく、以下のデメリットも存在します。
- 光回線やホームルーターに比べて速度が遅い
- ポケット型WiFiによっては使えるデータ容量に上限がある
- 利用する場所によっては圏外になったり通信が不安定になったりする
譲れない条件にデメリットの内容が入っていないかどうか、あらかじめ確認しましょう。
ホームルーターや光回線に比べて速度が遅い
ポケット型WiFi・ホームルーター・光回線の実測値を比較
サービス名 | 下り速度 | 上り速度 |
---|---|---|
WiMAX | 61.19Mbps | 16.5Mbps |
楽天のポケット型WiFi | 31.3Mbps | 9.89Mbps |
モンスターモバイル | 11.16Mbps | 5.4Mbps |
ドコモのホームルーター | 170.35Mbps | 35.62Mbps |
ソフトバンクエアー | 76.33Mbps | 18.16Mbps |
ドコモ光 | 310.61Mbps | 300.14Mbps |
GMOとくとくBB光 | 317.24Mbps | 298.1Mbps |
ポケット型WiFiは、光回線やホームルーターに比べて通信速度が遅いです。
基地局から飛んでいる電波は、ポケット型WiFiの端末とやりとりする間にある遮蔽物や距離によって減衰してしまいます。
そのため、直接自宅の部屋まで光ケーブルを引き込む光回線に比べると、速度や安定性が劣ってしまうのです。
ホームルーターとは、インターネットに繋がる仕組みこそ一緒ですが、端末のスペックの差があります。
光回線ほどの差はないものの、ポケット型WiFiよりホームルーターのほうが速いケースがほとんどです。
ラグの指標となるPing値も光回線やホームルーターに劣る
サービス名 | Ping値 |
---|---|
WiMAXのポケット型WiFi | 51ms |
ドコモのホームルーター | 43ms |
ドコモ光 | 15ms |
FPSなどのオンラインゲームをプレイする人にとっては、通信速度だけでなくPing値も非常に重要な要素です。
Ping値とは、インターネットの応答速度で、ラグの指標となる値のことです。
オンラインゲームをプレイする際は、Ping値が低いほどラグが起きにくい環境と言えます。
Ping値が高いと、敵に攻撃が当たらなかったり、ロールバックしたりなど、理不尽に負けてしまう場合があります。
また、光回線に比べるとインターネット通信が不安定なので、ゲームのマッチング中にマッチから追い出されてしまうケースもあるのです(回線落ち)。
速度の速いWiMAXやドコモのポケット型WiFiであれば、よほど激しいゲームでない限りプレイ自体は可能ですが、ラグや回線落ちで多少のストレスを感じる点には注意しましょう。
ポケット型WiFiによっては使えるデータ容量に上限がある
モンスターモバイルやAiR-WiFiなどのクラウドWiFiには、データ容量の上限が設定されています。
スマホのギガを気にせずに使いたい人は、WiMAXや楽天モバイルなどの無制限のポケット型WiFiを選ぶのが最適です。
毎月のギガが足りなくてポケット型WiFiを契約したのに、すぐに上限を超えて速度制限になってしまっては意味がありません。
インターネットの利用頻度にバラつきがある人は、使ったデータ容量によって料金が決まる楽天モバイルがおすすめです。
利用する場所によっては圏外になったり通信が不安定になったりする
ポケット型WiFiは、高層ビルやトンネル内など遮蔽物に囲まれている場所で利用すると、電波が繋がりにくくなる場合があります。
電波には、障害物に当たると反射したり、吸収されたりする性質があるからです。
また、人口の少ない山奥などは、基地局の数が少ないため、そもそも電波が届かずに圏外になってしまうケースもあります。
スマホの電波が届きにくい場所では、ポケット型WiFiも同様に繋がらない可能性が高いです。
安定した速度でWi-Fiを使いたい人にとっては、ポケット型WiFiの大きなデメリットと言えます。
ポケット型WiFiをおすすめする人・しない人
メリット・デメリットからわかる、ポケット型WiFiのおすすめする人・しない人は以下のとおりです。
おすすめする人
ポケット型WiFiをおすすめするのは、以下に当てはまる人です。
- いつもスマホのギガが足りなくて速度制限されてしまう人
- SNSや動画視聴などの用途でインターネットを利用する1人暮らしの人
- なるべく手軽に使えるWi-Fiを契約したい人
- 引っ越し前後や出張など一時的なWi-Fiを探している人
いつもスマホのギガが足りなくて速度制限されてしまう人
契約しているスマホのギガ数が足りなくなって、たびたび速度制限されてしまうという人は、ポケット型WiFiがおすすめです。
外に持ち歩いて使えるポケット型WiFiなら、スマホのモバイル通信と同じように使えます。
速度制限がかかったからといって、ギガを買い足すよりもお得なポケット型WiFiを契約するほうが安く済むケースも多いです。
暇さえあればスマホで動画を視聴しているなど、スマホのギガを気にせずに使いたい人に向いています。
SNSや動画視聴などの用途でインターネットを利用する1人暮らしの人
デメリットにてお伝えしたとおり、ポケット型WiFiはホームルーターや光回線に比べて速度が遅いです。
スプラトゥーンなどのオンラインゲームをプレイする人や、Zoomを使ったビデオ通話には向きません。
しかし、ネット検索や動画視聴などの普段使いであれば、ポケット型WiFiの速度で十分です。
利用用途 | 1人当たりに必要な通信速度 |
---|---|
Webサイトの閲覧 LINEの音声通話 普通画質の動画視聴 | 1~10Mbps |
スマホゲーム ネットショッピング | 10~30Mbps |
Zoomのビデオ通話 4K動画の視聴 | 30~100Mbps |
オンラインゲーム | 100Mbps~ |
海外ドラマを見るのが趣味の筆者も、楽天モバイルのポケット型WiFiでNetflixの高画質動画をスムーズに視聴できています。
複数人で同時に利用するには向かないものの、1人暮らしで通信費をなるべく抑えたい人におすすめのWi-Fiサービスです。
なるべく手軽に使えるWi-Fiを契約したい人
自宅に光回線を開通する場合、事前工事が必要です。
工事には、立ち会いが必要だったり、2~3万の工事費がかかったりなど、時間とコストがかかります。
しかし、端末の電源を入れるだけで使えるポケット型WiFiなら、事前工事や面倒な設定は不要です。
端末もキャンペーン適用で実質無料となったり、無料レンタルできたりなど、他のWi-Fiサービスに比べて最初の負担も少なく済みます。
手軽に使えるWi-Fiを探している人なら、ポケット型WiFiが最適です。
引っ越し直後や出張など一時的なWi-Fiを探している人
ポケット型WiFiは、自宅以外では使えないホームルーターや光回線と違って、どこでも自由に使えることが魅力のひとつです。
また、ホームルーターや光回線は高額な工事費や端末代金がかかることが多く、短期利用には向きません。
ポケット型WiFiなら、初期費用が安かったり、端末をレンタルできたりする場合が多いので、短期で利用したい人にも最適です。
光回線が開通するまでや出張などで一時的に使えるWi-Fiを探している人は、ポケット型WiFiをおすすめします。
おすすめしない人
ポケット型WiFiをおすすめしない人は、以下に当てはまる人です。
- FPSやTPSなどの対戦系オンラインゲームをプレイする人
- ZoomやDiscordなどビデオ通話するためのWi-Fiを探している人
- 家族みんなで使いたい人
FPSやTPSなどの対戦系オンラインゲームをプレイする人
ポケット型WiFiは、オンラインゲームなど安定した通信速度が必要となる利用用途には向きません。
基地局から飛んでいる電波を受信するため、自宅まで直接光ケーブルを引く光回線に比べて通信が不安定になりやすいからです。
ApexやVALORANTなどの対戦型オンラインゲームでは、一瞬の画面のカクつきが勝敗を左右します。
オンラインゲームを快適にプレイしたい人は、安定した速度でラグも少ない光回線がおすすめです。
ZoomやDiscordなどビデオ通話するためのWi-Fiを探している人
ポケット型WiFiは、光回線と比べると速度の速さと安定性が劣ります。
ZoomやDiscordなどのアプリを使ってビデオ通話をする人は、安定した通信速度が出ていないと、映像や音声が乱れてしまう可能性が高いです。
また、ポケット型WiFiは光回線に比べてとくに上り速度が遅いので、通話相手から見て映像がカクカクしたり、音声がプツプツと途切れてしまうケースが考えられます。
Zoomで取引先とのミーティング中に上記のようなケースが起きてしまっては、大事な商談に影響を及ぼしかねません。
ビデオ機能を使ってのグループ通話をする人は、光回線を利用するのが安心です。
家族みんなで使いたい人
Wi-Fiには、複数人で同時に利用するとそれぞれに速度が割り当てられる性質があります。
ポケット型WiFiは、光回線に比べると通信速度が遅く、複数人で同時に利用すると1人当たりの速度が遅くなってしまうのです。
実家暮らしをしていた際、家族が筆者に黙って自宅の光回線を解約して、ポケット型WiFiを契約したことがありました。
家族4人で同時にWi-Fiを使用すると、視聴中の動画が10秒に1回ほど読み込み中で止まってしまい、ストレスを感じた覚えがあります。
家族で同時に使うなら、ポケット型WiFiよりも速度の速い光回線あるいはホームルーターがおすすめです。
光回線とホームルーターについては、以下の記事にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ポケット型WiFiには4つの種類がある!それぞれの料金・速度・性能を比較
ポケット型WiFiには、3大キャリア・WiMAX・楽天モバイル・クラウドSIMの4種類があります。
それぞれの種類によって、良い点と悪い点があるため、あらかじめ知っておくことが重要です。
種類別の特徴をわかりやすく以下の表にまとめました。
種類 | 料金 | データ容量 | 速度 | 電波の繋がりやすさ |
---|---|---|---|---|
3大キャリア | ※ 一部制限あり | |||
WiMAX | 無制限 | |||
楽天モバイル | 無制限 | |||
クラウドWiFi | 上限あり |
※ドコモ・auは無制限ですが、ソフトバンクは上限が設定されています。
優先する条件を絞ることで、最適なポケット型WiFiが簡単に見つかります。
それぞれの種類のメリット・デメリットを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
3大キャリアのポケット型WiFiは速度こそ速いものの料金が高い
ドコモ・au・ソフトバンクは、3大キャリアだけあって基地局の数が多く、他のポケット型WiFiよりも電波の繋がりやすいことがメリットです。
使える電波の種類も多いので、速度が速いという魅力もあります。
ただし、利用料金や端末代金が高いことがデメリットです。
WiMAXや楽天モバイルと実質月額を比較すると、3大キャリアのポケット型WiFiのほうが2,000~7,000円も高いことがわかります。
サービス名 | 実質月額※1 |
---|---|
ドコモ | 10,110円 |
au | 6,068円 |
ソフトバンク | 7,226円※2 |
GMOとくとくBB WiMAX | 3,831円 |
楽天モバイル | 3,278円 |
※1 実質月額は3年間の合計費用を36ヶ月で割った金額です。
※2 ソフトバンクのポケット型WiFiには無制限プランがないため50GBプランで計算しています。
ドコモやソフトバンクは、料金が高くても、速度や電波の繋がりやすさにこだわりたい人におすすめのポケット型WiFiです。
ちなみに、auのポケット型WiFiは、同じ端末や回線を利用するWiMAXのほうが確実にお得です。
一定期間内に支払う合計費用に特典などを反映させて、利用月数で割った1ヶ月分の料金のことです。
実質月額=初期費用+月額料金+その他費用-特典÷利用月数
月額料金だけではなく、初期費用やキャッシュバックなどの全てを含めて算出するので、目先の安さではなく、長い目で見てどれだけお得になるかを判断できます。
auのポケット型WiFiはWiMAXと同じ速度と性能なのに料金だけ高い
auのポケット型WiFiの端末は、WiMAXと同じ「Speed Wi-Fi 5G X12」です。
利用する回線も全く一緒のため、速度や電波の繋がりやすさといった性能に違いはありません。
性能に違いはないのにもかかわらず、3年間にかかる合計費用はGMOとくとくBB WiMAXのほうが82,998円も安いです。
なお、WiMAXで契約した場合でも、auのスマホとのセット割引は適用されます。
わざわざauで契約するよりも、同じ条件で安く使えるGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。
WiMAXはデータ容量の上限なし!他のポケット型WiFiより速度が速くてコスパ良し
※GMOとくとくBB WiMAXと他のポケット型WiFiを比較した場合のメリット・デメリットです。
WiMAXは、全ての項目において平均点が高い=バランスの良いポケット型WiFiです。
料金こそ最安ではないものの、楽天モバイルやモンスターモバイルより速度面で優れています。
当サイトにて、WiMAX・楽天モバイル・モンスターモバイルの速度を測定した結果は、以下のとおりです。
サービス名 | 通信速度 |
---|---|
WiMAX | 76.54Mbps |
楽天モバイル | 48.12Mbps |
モンスターモバイル | 32.6Mbps |
WiMAX回線だけでなくau回線も利用できるので、基地局の少ない楽天モバイルよりも電波が繋がりやすいメリットもあります。
また、クラウドWiFiと違ってデータ容量の上限がないので、スマホのギガを気にせず好きなだけ使えます。
コスパの良さで選ぶなら、WiMAXで間違いなしです。
契約する通信事業者によって料金や特典が異なるので注意
現在、WiMAXは40以上のプロバイダ(代理店)によって販売されており、それぞれ料金やキャンペーン内容が異なります。
どのプロバイダで契約しても、速度や電波の繋がりやすさに違いはありません。
ちなみに、1番お得に使えるのは、端末代金が実質無料で高額キャッシュバックをもらえるGMOとくとくBB WiMAXです。
>>GMOとくとくBB WiMAXが1位の理由はこちら
WiMAXのプロバイダの比較は、以下の記事にて詳しく解説しています。
楽天モバイルは無制限のポケット型WiFiのなかでも最安価格で使える
楽天モバイルは、データ容量を無制限に使える中でも最安のポケット型WiFiです。
月額料金は使ったデータ量に応じて変動する段階制プランなので、3GB未満の利用頻度の低い月はたった1,078円のコストで済みます。
また、他のポケット型WiFiだと3,000~4,000円かかる事務手数料が無料で、端末代金は1円のみです。
各ポケット型WiFiの料金を比較
サービス名 | 月額料金 | 端末代金 | 事務手数料 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 3,278円※ | 1円 | 0円 |
WiMAX | 4,807円 | 実質無料 | 3,300円 |
ドコモ | 7,315円 | 2,688円×36ヶ月間 (総額96,800円) | 3,850円 |
※20GB以上使った場合の利用料金を記載しています。
楽天モバイルの懸念点は、一部の利用者から速度や電波感度に関する不満の声があることです。
ただし、楽天モバイルは初期費用が1円しかかからず違約金も無料なので、失敗して解約した場合でもリスクは最小限で済みます。
残った端末は、解約したあとにメルカリで5,000円前後の金額で売れるため、損することはありません。
一度ポケット型WiFiを試してみたいという人にも、おすすめのポケット型WiFiです。
楽天のプラチナバンド対応の新機種が発売されて電波改善に期待する声が増えている
楽天モバイルは、2024年7月にプラチナバンド対応の新端末「Rakuten WiFi Pocket Platinum」の発売を開始しました。
SNS上では、電波が繋がりやすくなることに期待する口コミが増えています。
プラチナとは大きく出たなって思ったけど、要はプラチナバンド対応版にモデルチェンジってことね。価格は7980円※で据え置き。相変わらず安い。
X:@ASUS_ZenBlog
※現在はキャンペーンにより端末代金は1円です。
実際最強プランで楽天ルーター控えめに言って最高です(^^)
プラチナエリア拡大で遂に楽天オンリーか(^^)(一部省略)
X:@interccc
しかし、総務省にある基地局の登録情報を見る限り、現在楽天のプラチナバンドが使えるエリアはほとんどありません。
今後、基地局の設置(増設)が進んでいくことで、どこでも繋がりやすくなることに期待できます。
楽天モバイルのポケット型WiFiの評判を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
クラウドWiFiは電波の繋がりやすさが魅力!データ容量は無制限じゃない点に注意
クラウドWiFiとは、クラウドSIMを利用したポケット型WiFiサービスの総称です。
クラウドサーバー上にあるドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアのSIM情報から、利用場所に応じて最適な電波を受信できます。
1台で複数のモバイル回線を使えるので、どこでも電波が繋がりやすい点がクラウドSIMならではの魅力です。
ただし、データ容量の上限があったり、WiMAXに比べて速度が遅かったりなどのデメリットもあります。
1ギガ単位の料金は安いため、少しだけギガが足りないという人にはおすすめです。
クラウドSIMがインターネットに繋がる仕組み
クラウドSIMは、クラウドサーバー上で利用者情報を管理しており、SIMカードなしでインターネットを利用可能です。
また、1台でドコモ・ソフトバンク・auのモバイル回線を使えることも、クラウドSIMならではの特徴です。
利用する場所に応じて最適なモバイル回線が使えるため、どこでも電波が繋がりやすくなっています。
ただし、クラウドSIMで利用する回線は、格安SIMなどと同じMVNOです。
独自回線が使える他の種類のポケット型WiFiに比べると、速度面で劣る点がデメリットと言えます。
ポケット型WiFiの評判は?口コミからわかる失敗談
ポケット型WiFiがちゃんと使えるかどうか心配な人は、利用者の評判・口コミを見れば失敗するリスクを避けられます。
各ポケット型WiFiの良い悪い両方の口コミを、以下の表にまとめました。
各ポケット型WiFiの評判・口コミ
サービス名 | 良い口コミ | 悪い口コミ |
---|---|---|
3大キャリア | 速度が速くて繋がりやすい | 料金が高すぎて手を出せない |
WiMAX | キャッシュバックをもらえるのが嬉しい ほとんどの場所で電波が繋がった | 無制限で好きなだけ使える料金の高いプロバイダで契約して失敗した |
楽天モバイル | 安いのに無制限なのが嬉しい | とにかく料金が安すぎる場所によっては圏外になってしまう |
クラウドWiFi | 山奥や地下でも電波が繋がった | 速度が遅いのが不満 | すぐにデータ容量の上限を超えてしまう
ポケット型WiFi選びで重要視するポイントとして多かった料金・データ容量・速度・電波の繋がりやすさの順に、利用者の口コミからわかるサービスごとの評価を解説します。
自分の求める条件に当てはめて、どのポケット型WiFiが適しているのか判断しましょう。
料金の安さは楽天モバイルのポケット型WiFiが最も高評価を得ている
ポケット型WiFiを契約する人の中には、格安SIMなど料金の安いスマホと組み合わせて使うことで毎月の通信費を節約している人も多いです。
中でも楽天モバイルは、とにかく料金が安く、スマホと2台で使っても通信費がお得だと高評価を得ています。
たくさん使うなら楽天が一番安い気がする。都市部ならAUと回線が同じだから速度もそんな遅くないし。たくさん使うなら楽天が一番安い気がする。都市部ならAUと回線が同じだから速度もそんな遅くないし。
X:@ringoringo_
自宅 Wi-Fiの料金プラス スマホの最低料金でっ!Wi-Fi辞めて安くした
スマホ + Wi-Fi 1人ならここが安い(老人に取ってわね)
Rakuten最強プランで698.30GB使いました!
X:@ftth100Mbps
一方、ドコモは契約したくても高すぎて手が出せないという声が多いです。
母が来月入院するんだけど、その間に使えるPocket WiFiをレンタルしようと思って色々検索していたらそもそもその病院の通信環境がわからないから通信会社を決めようがない……ドコモならだいたいは安心だろうけどドコモだけ足元見てるレベルで高い……うーん
X:@krs0918
楽天モバイルとドコモでは、毎月の料金に7,000円ほどの差があります。
少しでも安く使いたい人は、楽天モバイルのポケット型WiFiを選ぶのが間違いないですね。
WiMAXは契約するプロバイダによって料金の評価が分かれている
WiMAXは、契約するプロバイダによって料金や特典内容が異なるため、口コミでも意見が分かれています。
最安のGMOとくとくBBは、「料金が安い」「キャッシュバックがもらえて嬉しい」といった声が多いです。
オプション不要で35,000円もの高額キャッシュバックがもらえるのは、GMOとくとくBB WiMAXだけの魅力と言えるでしょう。
一方、UQ WiMAXでは、料金の高さに不満を感じる声が多く見受けられます。
#UQWimax
高いし通信品質悪いし困ったなぁ
X:@fresh_dogs
UQWiMAXの解約金、高すぎるやろ。
9,000円も取られるん⁉
月々の料金高いから解約するけど、解約金が高すぎてびっくりした。
X:@meg1220710
WiMAXは契約する窓口が異なるだけで、利用する回線や端末はどのプロバイダで契約しても一緒です。
コスパの良さで選ぶなら、GMOとくとくBB WiMAXで契約しましょう。
データ容量の上限があるポケット型WiFiの場合すぐに超えてしまう人も多い
使えるデータ容量に制限があるポケット型WiFiの場合、すぐに上限を超えてしまって低速モードになる人が多いです。
自宅のネットが開通まであと3日あり、繋ぎのポケットWi-Fiがデータ量超えて使い物にならなくなり、仕方なくスマホをテザリングして仕事する始末
X:@MovCrus
モンストちょっとでかいデータ入ったな
俺の通信制限入ったポケットWi-Fiだと厳しい
X:@R7hSPwn7uIxgSuK
ポケットWi-Fiに通信制限がかかったのでモバイルデータで見てる…
X:@YukiriT
筆者も、長時間動画を視聴することが多いので、以前クラウドWiFiを使っていたときは10日ほどで通信制限がかかってしまいました。
通信制限がかかると、1Mbps以下の超低速モード(128Kbps)になるため、動画を視聴したり、SNSの写真付き投稿を読み込んだりするのも難しくなります。
ギガを気にせずに使いたいのなら、WiMAXや楽天モバイルなどの無制限のポケット型WiFiを選ぶのがおすすめです。
WiMAXが無制限になったことで好きなだけ使えると好評
WiMAXにも、3日間で10GBや15GBまでの上限が設けられていた期間がありました。
過去にWiMAXを使っていた人の中には、「無制限で使えない」という悪いイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、現在はデータ容量の上限が撤廃されて、好きなだけ使えるようになっています。
これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。
UQ WiMAX公式サイト「速度制限について」
WiMAXユーザーの口コミを見ても、ストレスなくWi-Fiを使えていると評判です。
WiMAXは、料金も気にしているものの、性能の良さも重要視しているという人にぴったりなポケット型WiFiです。
楽天モバイルのポケット型WiFiは安い料金で無制限に使えるのが嬉しい
料金の安さが評判の楽天モバイルですが、データ容量も無制限に使えるのも嬉しいと利用者から好評です。
3日で49.73GB 問題なく動いてくれてます。
無制限って本当にありがたい。
これからどんなに増えても料金そのまま。
X:@rakten_otoku
筆者が検証したところ、YouTubeを最高画質で3時間視聴するだけで約5GBのデータ容量がかかります。
楽天モバイルのポケット型WiFiなら、毎日のように動画やライブ配信を視聴しても、3,278円から値上がりすることはありません。
3GB未満の全然ギガを使っていない月は約1,000円で抑えられるので、利用する頻度にバラつきがあるという人にもおすすめです。
通信速度はドコモのポケット型WiFiの評価が高くてクラウドWiFiはやや遅い
ポケット型WiFiの通信速度は、契約する際に重要視する人はそこまで多くないものの、実際に使ってから不満に感じる口コミは非常に多いです。
当サイトが実施したアンケート調査でも、ポケット型WiFiを解約した理由で1番多かったのが速度の遅さでした。
ドコモは、速度が速いと評判のポケット型WiFiです。
ドコモにポケットWiFi再度契約に来た(*゚∀゚*)
感想、、、。高い
9ギガが最高で約3500円事務手数料3000円
しゃーない!これで山道が快適になると思うのでツーリングやれますね
X:@Neosandesu
ポケットWiFiの話。
BroadWiMAXで実測8.4mbps
docomoに乗り換えて実測190mbps
月額料金が上がったけど、これには大満足。
X:@ZrKCRvECGqMxist
ただし、ドコモの「Wi-Fi STATION SH-54C」は、無制限に使えるポケット型WiFiの中で1番高い点がデメリットと言えます。
最安である楽天モバイルのポケット型WiFiと実質月額を比較すると、毎月6,000円以上も高いです。
通信費が高くなっても、外で通信の安定したWi-Fiを使いたいのなら、ドコモのポケット型WiFiが最適です。
WiMAXはドコモほどではないが5Gの高速通信で快適に利用できる
サービス名 | 最大速度 |
---|---|
WiMAX | 3.9Gbps |
楽天モバイル | 150Mbps |
モンスターモバイル | 150Mbps |
ドコモ | 4.9Gbps |
ドコモのポケット型WiFiでは高すぎるという人におすすめするのが、GMOとくとくBB WiMAXです。
WiMAXの最大速度は3.9Gbpsで、5Gに対応していない楽天モバイルやクラウドWiFiの26倍となります。
あくまでベストエフォート値とはなりますが、実際に筆者がいろんな場所で速度を測っても安定して50Mbps以上でることがほとんどです。
YouTubeを2160p(4K)の高画質で視聴したいなど、料金の安さだけでなく、ある程度の快適さを求める人にはWiMAXをおすすめします。
クラウドWiFiユーザーの中には速度が物足りないと不満を感じている人もいる
各ポケット型WiFiの実測値を比較
サービス名 | 下り速度 | 上り速度 |
---|---|---|
モンスターモバイル (クラウドWiFi) | 15.52Mbps | 10.41Mbps |
WiMAX | 82.66Mbps | 19.71Mbps |
楽天モバイル | 33.24Mbps | 22.65Mbps |
ドコモ | 204.58Mbps | 43.49Mbps |
モンスターモバイルなどのクラウドWiFiは、5Gに対応しているWiMAXやドコモに比べて速度が遅いです。
クラウドWiFiの速度でも、標準画質で動画を視聴するには問題ないです。
しかし、一部の利用者の中には、速度が足りなくて解約したという人もいます。
4年契約し続けたクラウドWiFiを遂に解約した
ちょっと前までは「まだやめなくてもいいかな」とか余裕ぶってたけど、ここ最近はクソ弱回線に繋がる頻度増えちゃってたから、流石に見限るしかなかった
WiMAXに引っ越すよ
X:@koekikitorenai
ノリでswitchのダムハー(未プレイ)買ったんですけど、情報合った通りクラウドでwifiだと不快なレベルのカックカク具合を発揮している。
X:@dekigokoro_tmg
4Kなどの高画質で動画をスムーズに視聴したい人や、第五人格などの対人スマホゲームを快適にプレイしたい人など、速度も重要視する人にとってクラウドWiFiの速度は物足りなく感じる可能性が高いです。
WiMAXやクラウドWiFiはほとんどの場所で電波が入るとの口コミが多い
WiMAXやクラウドWi-Fiは、ほとんどの場所で電波が入ると評判です。
光が途切れた時に備えてWiMAXの電波を確認。
最近はこんなクソ田舎でも電波MAXなのが有り難い。
X:@isakakouji
air-wifi、1ヶ月だけ使ってみたけど回線の強度と速度は良かった。
X:@namokonamo
高知県の山奥でクラウドwifiが使えるのか実験したいので、Air-Wifiのお試しに申し込んだのじゃ!
自宅では電波があってとりあえずは一安心じゃ。
X:@oyu_yairocho
WiMAXは、WiMAX回線に加えてau回線も使えるため、全国ほとんどの場所で電波が繋がります。
クラウドWiFiは、独自で利用できる回線こそないものの、ドコモ・au・ソフトバンクから一番最適な電波を拾うため、圏外となる場所が少ないのが嬉しいポイントです。
電波の入りやすさを重視するなら、WiMAXやクラウドWiFiを検討しましょう。
楽天のポケット型WiFiは場所によって電波が入らないケースがある
楽天モバイルのポケット型WiFiには、場所によって圏外になったり、電波が途切れたりするといった口コミがあります。
コメダで楽天モバイルのポケットWiFi使ってみたけど、電波1本しか立ってない
東京都下ですが想像以上に電波弱いですね‥
一応、電波改善依頼みたいなのを送ってみたけど、Wimaxに戻したほうが早い気もする
X:@KamKam_Otter
ポケット型WiFiの電波の繋がりやすさは、基地局や使える電波の数によって左右されます。
以下のとおり、楽天モバイルは、WiMAXやドコモに比べて基地局や使える電波の数が少ないです。
サービス名 | 基地局数 | 使える電波の種類(Band) |
---|---|---|
楽天モバイル | 127,157局 | (Band1、3、18、19、26、28) | 計6種類
WiMAX | 200,591局 | 計10種類 (4G:Band1、3、18、41 5G:n3、n28、n41、n77、n78※、n257) |
ドコモ | 279,252局 | 計9種類 (4G:Band1、3、19、21、42 5G:n28、n78、n79、n257) |
※n78には3.5GHzと3.7GHzの2種類の基地局が含まれます。
繋がりさえすれば、SNSや動画を見たり、ネット検索をしたりなど、日常使いには問題ない速度で使えるものの、電波の繋がりやすさについては他のポケット型WiFiよりも劣っています。
しかし、2024年7月から楽天モバイルは独自のプラチナバンドの提供を開始しました。
現状、楽天のプラチナバンドが使えるエリアはほとんどないものの、今後基地局の増設などによって電波の繋がりやすさが改善されることに期待できます。
自分に合ったポケット型WiFiの選び方は?注意すべき5つのポイント
メリット・デメリット、評判からわかるとおり、ポケット型WiFiは選ぶサービスによって特徴が異なります。
なんとなくで決めてしまうと、速度が遅すぎて使えなかったり、解約時に高額な費用を請求されたりするリスクがあるため、何を重要視するのかを明確にして選ぶことが大切です。
ここでは、ポケット型WiFi選びに失敗しないための注意点を解説します。
また、具体的な選び方についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ポケット型WiFiを解約する理由として1番多かったのは速度への不満
アンケート調査概要
調査方法:ランサーズにて回答を募集
調査対象:過去にポケット型WiFiを契約したことのある人
調査時期:2024年10月1日~10月31日
調査人数:50人
質問内容:ポケット型WiFiを解約した理由を以下の中から1つ選んでください。
(料金が高い、速度が遅い、電波感度が悪い、サポート対応に不満があった、データ容量が足りない、その他)
過去にポケット型WiFiを使っていた50名を対象に、当サイトにてアンケート調査を実施したところ、解約した理由として1番多かったのは速度への不満です。
外出時に使いたくて契約したのに動画が見れなかったり、家族と一緒に使う時間はSNSもまともに見れなかったりなど、ストレスを感じて解約したとの意見が多く見られました。
アンケートの回答者は、ポケット型WiFiをSNSの閲覧や動画視聴など、日常使いで使用していた人がほとんどです。
せっかく毎月の利用料金を払っていても、速度が遅いなどちゃんと使えなければ意味がありません。
ポケット型WiFiは、料金だけではなく、速度や電波の繋がりやすさといった性能面にも着目して選びましょう。
ポケット型WiFi選びで失敗しないための5つの注意点
ポケット型WiFiを選ぶ際に、注意すべきポイントは以下の5つです。
- 料金ではなく速度を含めたコストパフォーマンスで判断する
- 低価格のポケット型WiFiはデータ容量の上限が設けられている場合も多い
- 端末代金や違約金など解約時にかかる費用にも注目すべき
- キャッシュバックやセット割引などの特典によってお得に使えるケースもある
- 信頼できる通信事業者かどうかも大切な要素のひとつ
1つずつ分かりやすく解説します。
料金ではなく速度を含めたコストパフォーマンスの良さで選ぶ
ポケット型WiFiを選ぶ際は、料金の安さだけでなく、速度などの性能面にも注目することが重要です。
当サイトにてアンケート調査をしたところ、過去にポケット型WiFiを契約していた人の解約理由として多かったのは、速度や電波の繋がりやすさでした。
例えば、通勤時に好きなだけ動画を見たいからという理由でポケット型WiFiを契約しても、速度が遅かったり、電波が頻繁に途切れてしまったりなど、まともに使えなくてはお金の無駄になってしまいます。
ポケット型WiFiを契約する際は、料金だけでなく、性能面を含めた「コストパフォーマンス」に注目して選ぶことも大切なのです。
低価格のポケット型WiFiはデータ容量の上限が設けられている場合も多い
クラウドWiFiといった低価格のポケット型WiFiは、WiMAXや楽天モバイルのように無制限で使えません。
安さにつられて契約してしまうと、早々にギガ数を使い切ってしまい、いざ大切な場面で利用できないケースも考えられます。
筆者が初めてポケット型WiFiを契約した際、データ容量を当たり前に無制限で使えるものだと思い込んでいました。
料金の安さだけでMUGEN WiFiというクラウドWiFiを選んだら、2日ほどで上限を超えてしまい、すぐに違約金を払って解約したという経験があります。
利用頻度が月によって違う人なら、楽天モバイルのポケット型WiFiのように、使ったデータ容量によって月額料金が決まる段階制のプランもおすすめです。
端末代金や違約金など解約時にかかる費用にも注目すべき
ポケット型WiFiを検討している人の多くは、月額料金の安さを重要視しています。
毎月かかる固定費を安く抑えることは、非常に重要な要素のひとつです。
しかし、時には解約時にかかる費用に注目して選ぶことも大切になります。
ポケット型WiFiを解約した人の口コミでは、解約時に高額な違約金や端末代金が請求されたという後悔の声が多いからです。
短期での利用となる可能性のある人は、解約する際のリスクも考えてポケット型WiFiを選びましょう。
キャッシュバックやセット割引によってお得に使えるケースもある
ポケット型WiFiの中には、月額料金や端末代金は多少高いものの、キャッシュバックがもらえたり、スマホとのセット割引が適用されることでお得に使えるサービスもあります。
例えば、GMOとくとくBBWiMAXは月額料金こそ安くないものの、利用開始の6ヶ月後に35,000円の高額キャッシュバックを受取可能です。
かかる全ての費用とキャッシュバックを反映させた実質月額では、無制限のポケット型WiFiの中で2番目にお得に利用できます。
サービス名 | 実質月額 |
---|---|
GMOとくとくBB WiMAX | 3,831円 |
楽天モバイル | 3,278円 |
ドコモ | 10,110円 |
ワイモバイル | 5,724円 |
また、WiMAXは、auやUQモバイルとのセット割引でさらにお得に使えるポケット型WiFiです。
auやUQモバイルユーザーなら、WiMAXとセットで利用することで毎月のスマホ料金から最大1,100円が割引され、通信費全体を節約できます。
目先の安さだけでなく、特典の豊富さにも注目して選ぶことが、ポケット型WiFiをお得に利用するコツのひとつです。
信頼できる通信事業者かどうかも大切な要素のひとつ
ポケット型WiFiを選ぶ際は、信用できる会社が運営しているかどうかも非常に重要な判断材料です。
Wi-Fiが使えなくなったり、何らかの理由で決済ができなかったりなどのトラブルがあった際、サポートの対応に不信感を抱いてしまう人も少なくありません。
なお、当サイトがおすすめしている9社は、経験が豊富で信頼できる通信事業者ですので安心してください。
心配な人は解約時のリスクが少ないポケット型WiFiを試すべし
初めてポケット型WiFiを契約するなど、ちゃんと使えるかどうか心配な人は、解約時のリスクが最小限のサービスで試してみるのがおすすめです。
楽天モバイルのポケット型WiFiの場合、初期費用としてかかるのが端末代金の1円のみとなります。
また、契約期間の縛りがないため、いつ解約しても違約金は無料です。
使って合わなかったとしても、リスクなしで解約できます。
1円で購入した端末は、解約後メルカリに出品すれば4,000~5,000円ほどで売れますし、損をする心配はありません。
なお、クラウドWiFiの契約を検討している人は、モンスターモバイルやAiR-WiFiをお試し利用してみるのもおすすめです。
モンスターモバイルやAiR-WiFiなどの一部クラウドWiFiにはお試し利用期間がある
サービス名 | お試し期間 | データ容量の上限 |
---|---|---|
AiR-WiFi | 30日間 | 50GB |
モンスターモバイル | 14日間 | 2GB |
モンスターモバイルやAiR-WiFiなどの一部のクラウドWiFiには、お試しモニター制度があります。
お試し期間中に手続きを完了させれば、月額料金や違約金を支払わずにキャンセルが可能です。
ただし、データ容量の上限を超えてしまったり、期限内に全て手続きを完了できなかったりした場合は、お試しモニター制度が適用されませんので注意してください。
お試し利用するのに1番おすすめのクラウドWiFiは、30日間という長い時間、50GBまでのデータ容量分を試せるAiR-WiFiがおすすめです。
WiMAXを試したい人はTry WiMAXがおすすめ
WiMAXを試してみたい人は、15日間無料で端末をレンタルできる「Try WiMAX」がおすすめです。
Try WiMAXは、月額料金や端末代金はもちろん、送料や事務手数料も無料でお試しできます。
速度や電波の繋がりやすさに不安を感じる人は、Try WiMAXで最新端末の使用感を試してみましょう。
Try WiMAXは、UQ WiMAXの運営会社であるUQコミュニケーションズ社が提供するサービスです。
とはいえ、Try WiMAXを利用したあとにUQ WiMAXしか契約できないといった縛りはありません。
端末を返却後、GMOとくとくBBやBIGLOBEといった好きなプロバイダで契約することが可能です。
ポケット型WiFiの速度・電波の繋がりやすさを実機レビュー
速度と電波の繋がりやすさは、利用する場所や環境によって大きく異なります。
実際に契約してからすぐに解約するリスクを避けるために、当サイトにて色んな場所で速度や電波の繋がりやすさを検証しました。
検証したサービスは、WiMAX・楽天モバイル・クラウドWiFiの3つです。
サービス名 | 速度 (実測値) | 電波の繋がりやすさ (電波が繋がった箇所) |
---|---|---|
WiMAX | 60~110Mbps | 6/6箇所 |
楽天モバイル | 20~50Mbps | 4/6箇所 |
クラウドWiFi (AiR-WiFi) | 5~20Mbps | 5/6箇所 |
都会から田舎まで、あらゆる場所で検証していますので、ぜひ参考にしてください。
通信速度はWiMAXが断トツに速い!他の2社も動画視聴などできる速さ
サービス名 | 実測値 | 4K動画視聴 | Switch (スプラトゥーン) |
---|---|---|---|
WiMAX | 72.64Mbps | ||
楽天モバイル | 31.3Mbps | ||
モンスターモバイル | 13.7Mbps |
上記は、愛知県名古屋市内にある当サイトの事務所で、時間帯別に測った各ポケット型WiFiの速度です。
最も速かったのはWiMAXで、利用者が増えて速度が低下しやすい夜でも60Mbps以上の測定結果となっています。
速度が遅いとの口コミがある楽天モバイルでも30~50Mbpsの速度が出ており、YouTubeもスムーズに視聴可能です。
1番遅かったのはモンスターモバイルで、ほとんどの場所で10Mbps前後でした。
とはいえ、標準画質で動画を視聴できる速さは出ているので、モンスターモバイルでもネット検索やSNSの閲覧などは問題なくできます。
WiMAXならSwitchのスプラトゥーンもプレイ可能!他のポケット型WiFiでは回線落ちした
Switchのスプラトゥーンをプレイしたところ、どのポケット型WiFiでもプレイ自体は可能です。
しかし、楽天モバイルは10マッチに1回、クラウドWiFiは3マッチに1回ほど通信エラーが発生し、部屋から追い出されてしまいました。
クラウドWiFiで回線落ちした際は、10分のペナルティを受けて、マッチ自体に参加できなくなってしまったのです。
スプラトゥーンのペナルティは、何度も繰り返すことで永久BANとなってしまうこともあるため、なるべく通信環境の良いWiMAXをおすすめします。
滋賀の山間部で測った速度はWiMAXのみ100Mbps超えと高速通信できた
サービス名 | 下り速度 |
---|---|
WiMAX | 120.12Mbps |
楽天モバイル | 54.2Mbps |
モンスターモバイル | 3.28Mbps |
滋賀県長浜市の山間部で、各ポケット型WiFiの速度を測定したところ、上記の結果となっています。
WiMAXは、周りが木に囲まれている場所でも100Mbps以上出ており、4K動画もスムーズに見れました。
驚いたのは楽天モバイルのポケット型WiFiで、WiMAXには敵わないものの、50Mbps以上の速度が出ています。
モンスターモバイルの測定結果は10Mbps前後で、4K動画を再生すると頻繁に読み込みマークが表示されました。
標準画質なら止まることなく視聴できるものの、高画質で動画を視聴したい人はWiMAXや楽天モバイルのポケット型WiFiがおすすめです。
楽天のポケット型WiFiはWiMAXやクラウドWiFiに比べると電波が繋がらない場所が多い
サービス名 | WiMAX | 楽天モバイル | モンスターモバイル |
---|---|---|---|
名古屋市内 | |||
滋賀県の山間部 | |||
岐阜県の山奥 | |||
離島 | |||
地下鉄のホーム | |||
44階の高層ビル |
◎=アンテナ3本、〇=アンテナ2本、△=アンテナ1本、×=圏外
ポケット型WiFiは、基地局から飛んでいる電波を利用します。
利用する場所の周辺に基地局がなかったり、使える電波の種類が少なかったりすると、圏外になることがあるのです。
WiMAX回線とau回線の両方が使えるWiMAXや、3大キャリアの回線から1番感度の高い電波を自動で受信するクラウドWiFiは、どこでも電波が繋がりやすいことがメリットとして挙げられます。
一方、楽天モバイルのポケット型WiFiは、基地局数がまだ少ないため、WiMAXやクラウドWiFiに比べると電波が繋がりにくいです。
実際に、愛知県佐久島や44階の高層ビルではアンテナが1本しか受信できませんでした。
山間部や高層ビルで利用する可能性が高い人は、どこでも使えるWiMAXやクラウドWiFiがおすすめです。
WiMAXとモンスターモバイルはほとんどの場所で安定して電波が繋がった
WiMAXは、ほとんどの場所でアンテナが3本立っていました。
モンスターモバイルも、ほとんどの場所で使えるものの、MVNOのため速度はWiMAXに劣ります。
高速道路上のナビ用のWi-Fiとしてなど、移動しながら安定して使いたいのならWiMAXがおすすめです。
楽天モバイルのポケット型WiFiはビルの高層階など一部の場所で圏外になった
楽天モバイルのポケット型WiFiは、ビルの高層階や離島の雑木林など、人のあまり住んでいない場所で圏外になることがありました。
また、岐阜県にある筆者の実家では、なぜか玄関前だけ圏外になってしまったのです。
検証したほとんどの場所で使えるものの、WiMAXやクラウドWiFiに比べると、まだ基地局数などが少ないため、圏外になるエリアも多いと言えます。
ポケット型WiFiの申し込みからWi-Fiが使えるまでの流れを解説
ポケット型WiFiを申し込んでからWi-Fiが使えるまでは、簡単4ステップで完了します。
ポケット型WiFiを申し込んでからWi-Fiが使えるまでの流れ
- 希望するポケット型WiFiを申し込む
- 受け取り先に端末が届く
- ポケット型WiFiの端末の電源を入れる
- スマホやパソコンにWi-Fiを登録する
申し込みしてから端末が届くまでにかかる時間は、通信事業者によって異なります。
当サイトがとくにおすすめしている、WiMAX、楽天モバイル、モンスターモバイルは発送までの対応がスムーズなので、2~5日でWi-Fiを利用可能です。
スマホやパソコンにWi-Fiを登録する方法を知りたい人は、以下を参考にしてください。
スマホやパソコンにWi-Fiを登録する詳しい手順を解説
ポケット型WiFiのWi-Fiを、スマホやパソコンで利用する手順は、以下のとおりです。
- iPhoneのホーム画面にて「設定」アプリをタップする
- 設定画面からWi-Fiを選択する
- 端末に記載されているSSIDをタップしてパスワードを入力する
- SSIDの左にチェックマークがつけばWi-Fiの登録完了
ポケット型WiFiのよくある質問と答え
ポケット型WiFiを契約する際は、あらかじめ全ての不安や疑問を解消しておくことが大切です。
不安や疑問を持ったまま契約して、すぐに解約しようとすると、高額な違約金や端末代金がかかってしまう恐れがあります。
あらかじめ多くの人が疑問に感じている点を調査し、回答しますのでぜひ参考にしてください。
ポケット型WiFiはどんな人におすすめ?
ポケット型WiFiは、外に持ち歩いて使いたい人におすすめのWi-Fiサービスです。
ahamoやpovoなど、安い料金プランのスマホを契約している場合、ギガを使いすぎてしまうと、あっという間に通信制限がかかってしまいます。
とはいえ、ドコモやソフトバンクといった無制限プランのスマホを契約すると、料金が跳ね上がってしまうため乗り換えられない人も多いはずです。
ポケット型WiFiなら、毎月3,000~4,000円ほどで使えるため、スマホと2台で契約しても通信費を抑えられます。
さらに、WiMAXや楽天モバイルのポケット型WiFiなら無制限で使えるため、スマホのギガを気にせずに使いたいといった人にも最適です。
ポケット型WiFiで1番おすすめなのは?
当サイトが1番おすすめするポケット型WiFiは、料金と速度のバランスが良いWiMAXとなります。
WiMAXは、料金こそ最安ではないものの、楽天モバイルやクラウドWiFiよりも速度が速いです。
いくら料金が安くても、いざというときに速度が遅くて使えなくては意味がありません。
WiMAXは、楽天モバイルやクラウドWiFiでは非対応の5G通信が可能なポケット型WiFiです。
最大3.9Gbpsの速度で、どこでも快適に利用できます。
ポケット型WiFiとは何?どんなサービスなの?
ポケット型WiFiとは、モバイルルーターを使った持ち運びできるWi-Fiサービスの通称です。
服やカバンのポケットに入るサイズ感から、ポケット型WiFiと呼ばれています。
バッテリー充電式のモバイルルーターで基地局から飛んでいる電波を送受信するため、外でも自由にWi-Fiを利用可能です。
なお、料金の安さや速度などの性能は、選ぶポケット型WiFiの種類によって異なります。
詳しくは「そもそもポケット型WiFiとは?」で詳しく解説していますので、参考にしてください。
ポケット型WiFiの月額料金の相場は?
ポケット型WiFiの月額料金は、選ぶサービスや契約する料金プランによって異なります。
相場で言うとWiMAXが4,000~5,000円、楽天モバイルは1,000~3,300円、クラウドWiFiなら500~5,000円です。
クラウドWiFiの場合、月額料金が安いプランほど、使えるデータ容量が少なく設定されているため、すぐに通信制限がかかってしまう可能性があります。
無制限かつ月額料金の安さで選ぶなら、楽天モバイルが最安です。
ポケット型WiFiのデメリットは?
ポケット型WiFiの最大のデメリットは、ホームルーターや光回線より速度が遅いことです。
そのため、オンラインゲームをプレイしたり、複数人での同時利用したりするには、速度が足りない可能性が高いです。
また、基地局から飛んでいる電波を利用するため、使う場所によっては通信が不安定になることもデメリットとして挙げられます。
詳しくは、ポケット型WiFiのデメリットを参考にしてください。
無料で使えるポケット型WiFiってあるの?
現在、フリーWi-Fiのように無料で使えるポケット型WiFiはありません。
ずっと無料で使えるわけではありませんが、ちゃんと使えるかどうか心配な人は、お試しモニター制度のあるポケット型WiFiがおすすめです。
お試しモニターとは、決められた期限内にキャンセル手続きすれば、月額料金や違約金がかからない制度を指します。
詳しくは、こちらにて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ポケット型WiFiは購入してすぐに使える?
ポケット型WiFiは、購入して端末の電源さえ入れればすぐに使えます。
光回線のような開通工事や、面倒な設定はありません。
しかし、バッテリー充電式なので、端末を受け取ったらすぐに充電して、利用に備えておくのが安心です。
ポケット型WiFiには契約が必要?端末を買うだけで使えるの?
ポケット型WiFiを利用するには、必ず契約が必要です。
端末を購入しただけでは、インターネットを利用できません。
WiMAXや楽天モバイル、ドコモなどのポケット型WiFiは、端末に契約者情報が記録されたSIMカードを挿入することで利用可能となります。
SIMカードなしで使えるクラウドWiFiの場合でも、クラウドサーバー上に契約者情報を登録する手続きが必要です。
「端末0円でWi-Fiが使える」といった謳い文句でポケット型WiFiを売っている家電量販店などもありますが、別途契約が必要で、毎月の利用料金がかかる点に注意してください。